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マルちゃん 二〇加屋長介 鶏白湯うどんを食べた感想 商品コンセプトは良いが塩加減が本当にダメ

今回は東洋水産の「マルちゃん 二〇加屋長介 鶏白湯うどん」というカップうどんを食べてみた。

マルちゃん 二〇加屋長介 鶏白湯うどん @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルちゃん 二〇加屋長介 鶏白湯うどん @ 楽天市場

パッケージの説明によると、二〇加屋長介(にわかやちょうすけ)というのは〆にうどんを楽しめることで幅広い層に支持を得ている福岡県発祥の大衆居酒屋で、鶏白湯うどんはそこの人気メニューとのことらしい。カップのふたで「ホームページをチェックしちゃってん!」と店のゆるキャラみたいなのが言ってるのでホームページの説明文を読んでみると、東京の店舗のページには博多名物でもある極上の水炊きをベースにした「鶏白湯あつかけうどん」と書いてある。だが博多っ子ではない私からすると「鶏白湯ラーメンの麺をうどんにしただけ」としか思えないのでそのつもりで食べてみた。

作り方はフタを開けてお湯を注ぎ5分待ては完成。スープはお酒の〆で食べるように作られているからか、うどんにしてはしょっぱすぎる印象だ。これが鶏白湯ラーメンだったとしても少ししょっぱいと感じたかも知れない。お酒を飲んだ後であればこれが美味いと感じたかも知れないが、普通の食事としてはダメと言わざるを得ない。肝心の鶏白湯のコクというか濃厚さもそれほど感じられない。鶏白湯ラーメン好きとして少し期待していただけにとても残念な気持ちになった。

麺はよくあるインスタントうどんの麺だが、食べごたえもあり量も多めで概ね満足だ。まあそれだけにスープをもう少しなんとかできなかったんだろうかと思ってしまう。実在するメニューの再現と言われてしまえばそれまでだが、そのメニューのさらにアイデアの元になった博多名物の水炊きのスープだってこんなにしょっぱくはないだろう。お酒の〆にラーメンが美味いことは誰でも知ってはいるが、鶏白湯なら鶏白湯にふさわしい塩加減というものがあるはずだ。それがまるで醤油ラーメンのような塩加減では合うはずがない。

かやくは水炊きが元ネタらしく鶏のつくねが少しと小エビのてんぷらに青ネギが入ってる。量は多くないがスープさえよければ実にマッチしていただろうと思われる絶妙なチョイスだ。くどいようだが本当にスープさえよければ最高のうどんになっていただろう。

結論としては私が鶏白湯ラーメンが好きなせいでその味をイメージしすぎて期待したのも悪かったのかも知れないが、大きく期待はずれと言わざるを得ない。というかその点を除いても二〇加屋長介の「鶏白湯あつかけうどん」は本当にこの味なのかという疑問がぬぐい去れないほどにスープがダメだった。

エースコック 廣記商行監修 味覇使用中華風野菜タンメンを食べた感想 そのまんま過ぎてある意味面白いが二度とは食べない

今回はエースコックの「廣記商行監修 味覇使用中華風野菜タンメン」を食べてみた。

エースコック 廣記商行監修 味覇使用中華風野菜タンメン @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
エースコック 廣記商行監修 味覇使用中華風野菜タンメン @ 楽天市場

何を隠そう私は一日の食事はほぼ自炊で済ませている。たまにこうしてカップラーメンを食べたり、スーパーの弁当を食べたりするのは楽だからというのもあるが自炊では味わえないジャンクな味を楽しみたいという欲求からでもあった。そういう訳で味覇(ウェイパー)あるいは創味シャンタンと言った中華調味料もよく使っている。だから食べる前からある程度の味は想像できているが果たしてどうだったのか?

作り方はフタを開けかやく入り粉末スープをあけてお湯を注いで3分待ち、最後に液体スープを入れて完成。この液体スープの見た目と匂いはまさしく味覇のものである。そしてスープを一口飲んでみると… 「そのまんまじゃねーか!!」 とある意味当たり前の感想が思わず口から出た。

そう、本当に当たり前なのだが味覇を使って作った料理そのままの味である。美味いといえば美味いし決してまずくはないのだが、これなら別に生麺を買ってきて自分でスープを作って食べた方が良いんじゃないかと思ってしまう。だが同時にわざわざそんなことをするほどには美味くない。カップラーメンだからぎりぎり許される美味さ。これがこのカップラーメンを食べた私の率直な感想である。

麺はエースコックの従来の商品と変わらぬオーソドックスな味。これがまた平凡なカップラーメンの味を実によく表現していて美味いともまずいとも言えない微妙さ。

かやくは「キャベツ・チンゲン菜・コーン・人参」などが入っていてこれまた「味覇で作った中華風野菜炒めそのままじゃねーか!」という印象を強くしている。味の素を使って作った和食もそうだが、味覇を使って中華を作ると全て同じ味になるという事実を如実に語るカップラーメンが今回の商品だ。普段自炊をする人ならこの一点のみを持って一度食べてみると面白いと思うが、同時に一度食べたら二度と食べたいとは思わない味でもあるだろう。

マルちゃん やみつき屋 豚骨醤油を食べた感想 チャレンジ精神は認めるが惜しい商品

今回は東洋水産の「マルちゃん やみつき屋 豚骨醤油」というカップラーメンを食べてみた。何を隠そう私の最も好きなラーメンの種類は担々麺と豚骨醤油ラーメンである。最近は鶏白湯なんかも好きだがまあそれだけに期待を持って食べたというわけだ。

マルちゃん やみつき屋 豚骨醤油 @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルちゃん やみつき屋 豚骨醤油 @ 楽天市場

作り方はフタを開けてお湯を注いで5分待てば完成。かやくやスープの袋をいちいち開ける必要もないというのは簡単で良い。そしていつもならばスープからレビューをするところだが今回はまず麺からいかせてもらうと、カップラーメンにしては「豚骨醤油」にふさわしくちゃんと太めの麺だった。九州発祥のとんこつラーメンは細麺だが、神奈川の横浜発祥の豚骨醤油は太麺、これをきちんと再現しているカップラーメンがほとんど存在してないなか、麺にもこだわりを見せるところはさすがマルちゃんといったところか。

ただまあ仕方ないことではあるが麺に太さはあってもコシがない。なのでこれがおいしいかと言われると私はNOと答えざるを得ない。本当はできるだけ高く評価したいが「チャレンジ精神は評価する」と言ったところが私の本音だ。食べごたえはあるので学生さんとかには評価が高いかも知れない。

スープはオーソドックスなカップラーメンの豚骨醤油の及第点。まあこちらもこの価格帯で濃厚な豚骨醤油スープを再現しろという方が無理な注文なのかも知れないが、「やみつき屋」という商品名ほどやみつきにはならないことは間違いない。

具はフリーズドライのもやしやキャベツと言った野菜が結構多く入っていて、おそらくコストはここに多く割かれているものと思われる。

全体的な感想としてはやはりまあ仕方ないことではあるが「惜しい」商品だと思う。せっかくの太麺にはコシがなくスープは普通、もやしなど野菜の具は多めで味はともかくお腹はふくれるので学生さんや肉体労働をしている人達の昼食としては悪くないのではという印象だ。

日清 カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺を食べた感想 ネットやSNSを意識しすぎた商品、スープは旨い

今回は日清のカップヌードルシリーズの新商品「カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺」を食べてみた。

日清 カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺 @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
日清 カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺 @ 楽天市場

下の画像ではわかりにくいが黄金に輝くパッケージに「肉食リッチ」「贅沢肉盛り」の文字、希望小売価格税別230円の商品なので正直そこまでではないと思うが割と攻めてるなと印象を受ける。調理方法は普通のと同じくお湯を注いで3分待ったら完成、お好みで付属のラー油を入れて辛さを調節する仕組みだ。

まずスープだが私は辛い食べ物が大好きなのでラー油を全部入れて食べたが、これがかなりの辛さになった。ラー油の辛さだけでなくちゃんと花椒のピリリとした辛さも感じられてかなり良い。ただパッケージ横には「ごま約1000粒分のセサミン入り」と書いてあるがセサミンはともかくゴマの風味はもうちょっとあっても良かったかなと思う。よく言えば本格中華風、悪く言えば今どきの基準では濃厚とは呼べない今一歩なスープだが、まあこれはこれで十分に美味しいと言える味だ。

麺はいつものカップヌードルで、これが好きという人はこれで良いのだろうが個人的にはもう少し食べごたえのある方がスープにも合うと思う。

そしてこの商品のセールスポイントである具材だが、ご想像どおりいわゆる「謎肉」が大量に入っている。例のフリーズドライされた四角形の肉のかたまりだ。今回の商品の謎肉は花椒などで味付けされた特別製とのことだが、ぶっちゃけ謎肉は少しだから良いのであって、たくさんあると逆にそのチープさが目立ってしまってよくない。同じ肉でも担々麺らしく普通にひき肉にしてくれた方が良かった。

ただまあ日清の販売戦略も理解できる。普通にひき肉多めのカップヌードルを出したところで大した話題にもならずに消えていくだけだろう。それよりは謎肉多めにしてSNSやらまとめサイトやらYouTubeで話題にしてもらった方が売れる可能性がある。美味しくてもまずくても話題になったもの勝ちということなのかも知れない。

マルちゃん正麺 カップ うま辛野菜タンメンを食べた感想 商品名のとおりちゃんと辛くて野菜も多い!

さて今回は私がここでインスタントラーメンのレビューを始めて以来イチオシのマルちゃん正麺シリーズから「カップ うま辛野菜タンメン」を食べてみた感想を書いていきたいと思う。

マルちゃん正麺 カップ うま辛野菜タンメン @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルちゃん正麺 カップ うま辛野菜タンメン @ 楽天市場

マルちゃん正麺シリーズだからそれなりに美味いことは疑いはないが、「うま辛と言ってもどれだけ辛いの?」「野菜はどれだけ入ってるの?」と他商品より少しお高いだけに気になるポイントは尽きない。フタを開けてみるとフリーズドライのかやくが2袋に、粉末スープと液体スープという組み合わせ。このうちかやくのみを麺の上にあけてお湯を注ぎ5分待った後にスープを入れて混ぜれば出来上がりだ。

まずはスープだが「うま辛」という商品名から想像される以上に「本当に辛い」。いやマルちゃん正麺に限らずこの手の辛さを推したカップラーメンは辛いもの好きである私には物足りない中途半端な辛さである事が多かったが、今回食べたこの商品はしっかりと辛い。小さなお子さんや辛いものがあまり得意ではない人は絶対に食べられないであろうというくらいの「攻めた辛さ」だ。唐辛子の辛さがつねに舌に感じられて私は好きな味だが、ベースとなるタンメンスープは割とオーソドックスな味で辛さに合わせてもう少し濃厚でもよかったかなと思った。

麺についてはさすがのマルちゃん正麺。インスタントラーメン業界の麺の基準を一気を押し上げ、ライバル社であり業界トップの日清ラ王シリーズを時代遅れにしただけはある完成度だ。まあこの辺は好みの問題もあるので日清ラ王シリーズのファンの方は怒らないでほしい。

最後にかやく。フリーズドライで別袋にされたキャベツやたまねぎなどの野菜は一見少ないように見えるが、お湯を入れて麺と一緒に混ぜたあと実際に食べてみるとこれが結構多い。お店で食べるラーメンほどの量ではもちろんないが、カップラーメンにしては多いなとシンプルに思わされる量で満足だ。代わりに肉類の具材は少なく、その点が少し残念だがまあ仕方がないかなという感じだ。

総合評価としては80点をあげても良いくらいだと思う。特に商品名の通りちゃんと辛いところが辛いもの好きとしては評価が高い。あとは野菜の多さで得点をかせいで、個人的な好みではスープがもう少し濃いめだったら90点をつけても良かったかなという感じである。というかぶっちゃけタンメンより味噌味のほうが良かった。正麺のカップにはすでにうま辛担担麺があるので無理な注文だけど。

マルちゃん QTTA メキシカンタコス味を食べた感想 東洋水産は宣伝戦略の見直しを

昨日のスパイシーコンソメ味に続いて今日は「マルちゃん QTTA メキシカンタコス味」を食べてみた。

マルちゃん MARUCHAN QTTA メキシカンタコス味 @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルちゃん MARUCHAN QTTA メキシカンタコス味 @ 楽天市場

作り方は前回と同じく普通のカップラーメンと変わらないので割愛。まずスープだがメキシカンタコスという名称から想像できる通り、トマトをベースにした数種の野菜と肉の旨味がしっかりと感じられて中々おいしかった。ライバルである日清のカップヌードルのチリトマト味と比べるとトマトの酸味は抑えめで、その代わり肉の旨味がきちんと感じられる分だけ私はマルチャンの方がおいしいと思った。辛いもの好きの私としてはもう少し辛い方が好みだが、おそらく普通の味覚の人には辛すぎないちょうどよい辛さになっていると思われる。

昨日から結論を持ち越した麺については、やはり特に「ラードで揚げた」部分に明確な違いは感じられなかった。自分でもどういう理屈なのかは解らないが、強いて言うなら植物油っぽくないところがよりナチュラルな小麦粉の味を再現していると思われる。それよりも特徴的なのは麺の形で、インスタントのカレーうどんの麺を薄く細くしたような独特の麺がこれまでのカップヌードルになかった食感を生み出していて面白いと思った。私は好きだ。

具についてはタコスの名から想像できる通り、いわゆる謎肉が普通のカップヌードルより少し多めに入っている、あとはおそらくフリーズドライされた玉ねぎや赤ピーマンが入っていて地味に嬉しい。

最終的な結論としては中々完成度が高く、日清のカップヌードルの王座を狙う東洋水産の本気が伺える出来になっていると思う。ただカップヌードルのチリトマトがいまいち定番としての地位を確立してないように、このQTTAのメキシカンタコス味がスーパーのカップラーメンコーナーの定番として生き残るどうかは難しいと思う。

というか一番の問題は “QTTA” という名称や中途半端に若者(と言っても10代ではなく20代~30代くらいだろう)をターゲットに絞った宣伝戦略の気がする。日清のカップヌードルが売れてる理由の一つに、私は「家族が小腹が空いたときに食べられるようにお母さんが買い置きしてる」というのがあると思っているのだが、これが正しいと仮定すればもっと幅広い世代に高感度の高いタレントを起用した方が良かったのではないか。あとは古い手法ながらサッポロ一番のような耳に残るCMソングを長い期間をかけて浸透させるといいかも知れない。

マルちゃん QTTA スパイシーコンソメ味を食べた感想 日清の王座を狙う東洋水産の本気

最近とんとカップラーメンの新製品とはご無沙汰だったがぼちぼちレビューを再開したいと思う。ということで「マルちゃん QTTA スパイシーコンソメ味」を食べてみた。

マルちゃん MARUCHAN QTTA スパイシーコンソメ味 @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルちゃん MARUCHAN QTTA スパイシーコンソメ味 @ 楽天市場

なにを隠そうこの “QTTA(クッタ)” というマルチャンのカップヌードル自体が今回食べるのが初めてだ。東洋水産の公式ページでは「くった感がちがう」と書いてあり、まあ要は食べた満足感がこれまでの製品とは違うという商品コンセプトであるらしい。と言っても麺が1.5倍とか大盛りになってるわけではなく、「ラードで揚げた麺」「濃厚なスープ」「具だくさん」という3つの要素で満足感を演出しているらしい。

作りかたは従来のカップヌードルとなんら変わることなくフタをあけてお湯を注いで3分待てば完成。肝心の味だがなるほど濃厚だが濃すぎるというわけでもないスープはそれなりに美味しい。今回食べたのはスパイシーコンソメ味だがよくあるように塩味でごまかさずしっかりコンソメ味がする、それでいてしつこくなく何度か食べても飽きることはないだろう。

麺は薄く細く平たい少し珍しいスープがよく絡みながらもつるつると食べやすい食感で、開発段階でよく考えられていることがわかる。ラードで揚げたということでもっと脂っぽいと思っていたが、むしろ植物油で揚げた麺よりさっぱりしてる気がする。だが麺については今回それほど意識して食べたわけではないので結論は次回に持ち越すとしよう。

具の量については少ないとは言えないものの具だくさんというわけでもない、強いていえば普通よりちょっと多いくらいか。

全体的な評価としては東洋水産による定番商品化を狙う意気込み、さらにいえば日清のカップヌードルの王座を狙う野心が伺える。スーパーでの実際の価格展開がどうなっているのかわからないが、日清のカップヌードルより安い価格帯で商品を展開できればそれも夢ではないかも知れない。「食べ慣れた味」の壁を壊すのはかなり難しいことだと思うが、東洋水産にはがんばってもらいたい。

マルちゃん やみつき屋 汁なし担々麺を食べた感想 激辛かつこってり、定番化希望!

近頃は担々麺ブームが来てるのか、今回は「マルちゃん やみつき屋 汁なし担々麺」という新発売のカップ焼きそば?を食べてみた。

マルちゃん やみつき屋 汁なし担々麺 @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルちゃん やみつき屋 汁なし担々麺 @ 楽天市場

お店で食べられる汁なし担々麺は焼きそばの一種とは言えないと思うが、こちらは作り方からしてカップ焼きそばと言って差し支えないと思う。ふたを開けてかやくと液体と粉末の二種類のソースを取り出したら、かやくをあけてお湯を入れて待つこと4分。お湯を捨てて二種類のソースを入れてよく混ぜればできあがり。

実際に食べてみた感想だが、見た目からして辛そうな真っ赤な麺は食べてみるとこれが本当に辛い。この手の商品はよく日本人一般の味覚に合わせてマイルドな辛さになっている事が多いが、私はそういうのが大嫌いなのでこの商品については拍手喝采を贈りたい。そもそも普段食べているものと少し違った味覚を味わいたいと思うからエスニックな食べ物を選ぶのに、日本人向けの味つけにしてどうするんだって話である。辛さが魅力の食べ物で辛くないなら、いつも通りの日本食を食べたほうが美味いに決まってる。

辛さ以外では、この商品はお湯を入れた後の待ち時間が4分なのだが、これは麺が通常のカップ焼きそばより太いからで、そこもまたポイントが高い。私はもともと太麺が好きなので普通のカップ焼きそばもこの麺にしてもらいたいくらいだが、食べたいと思った時にすぐに食べられるのが最大の魅力のインスタント食品で1分の違いは大きいだろうから、待ち時間4分の太麺が主流になることはないと思う。やはりこちらもたまに食べるからこそのプレミア感なのだ。

麺は太麺、これにこってりとした味わいの激辛ソースがからんで口から火がでるような辛さを味わいながら食べる。食べ終わった後もしばらく辛さが口に残り、一度食べたらしばらく食べなくてもよいかなと思う味なのだが、しばらくするときっとまた食べたくなると思われる。ソースに塩に汁なし担々麺、ぜひカップ焼きそばの定番メニューとしてスーパーの棚の一角を占めてもらいたいと思った。

マルちゃん正麺 カップ 濃ごま担担麺を食べた感想 言うほど濃厚ではないがまろやかで美味しい

久しぶりのカップ麺レビューはマルちゃん正麺の「濃ごま担担麺」。タイトルに「濃」の文字を入れるからにはスープがどのくらい濃厚なのかに焦点をあてて食べてみた。

マルちゃん正麺 カップ 濃ごま担担麺 @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルちゃん正麺 カップ 濃ごま担担麺 @ 楽天市場

蓋をあけると粉末スープ、液体スープ、かやくの三袋が入っている。かやくを麺の上にあけお湯を入れて5分待ち、粉末スープと液体スープを入れて混ぜればできあがり。作り方に特に変わったところはない。

実際食べてみると麺はまあ、生めんっぽい食感を目指しているのはわかるが日清のラ王とあまり変わらぬ少々残念な味。同じ名前で出してる袋めんの方の正麺が美味しすぎるせいか、こちらのカップ麺にも同じクオリティを期待してしまうが、やはりどこか違う感じがぬぐえない。正麺の技術は鍋で煮込んでこその味なのか。

そして肝心のスープの方だが、これが意外と美味かった。いやスープに濃厚さは感じられないのだが、「濃ごま」の名のとおりごまの風味がよく効いていてあっさりかつまろやか、麺を食べるときのスープとしては少し物足りないが、スープ単体で飲むとちょうどよいという微妙なさじ加減。辛さはまったくなく、担担麺というよりごま味噌ラーメンだろと思わないでもないがこれはこれで美味いから困る。

ただまあ、私は花椒の辛さのしっかりと効いた担担麺が好きなので、もう一度買って食べることはないかな。

林泉堂 秋田比内地鶏担々麺を食べた感想

普段はスーパーでも売っている普通のインスタントラーメンを食べている私だが、たまには少し変わった/本格的なインスタントラーメンが食べたいと思って、楽天市場でこちらの商品を買って食べてみた。

林泉堂 秋田比内地鶏担々麺 @ 楽天市場

なんで担々麺なのかというともちろん私が好きということもあるが、醤油や味噌などの定番と違い、これまでインスタントの担々麺でこれだというものにまだ出会えていないからだ。スープが良くても麺がだめだったり、その逆だったりする事が多いので、もしここで理想的な担々麺に出会えたら今後もリピートしようという魂胆である。

あとは3食送料込みで800円という値段設定も良かった。1食約267円。インスタントラーメンにしてはちょっと高いが、それだけの味を期待して食べてみた。

結論から先に言うと「がっかり」である。麺のゆで時間が7~9分もかかるほど太いストレート乾燥麺。太麺好きの私は期待せざるを得ないが、実際に食べてみた感想は「うどんじゃねーか」である。そりゃ太いわけだしゆで時間も普通よりかかるはずである、うどんだもの。原材料には一応かんすいや卵白も入っているようだが、味はほとんどそこらに売ってる乾麺のうどんと同じと思ってもらって構わない。

そしてスープは「普通以下」であった。とにかく薄い。楽天市場の商品ページには「地鶏ガラの旨み」とか「香ばしい風味」「味噌のコク」とか、あまつさえ「濃厚」とかいう文字が躍っているが、看板に偽りありである。商品名に「秋田比内地鶏」と書いておきながら原材料の内訳では鶏ガラスープよりも先に「ポークエキス」が来ている。当然鶏の味より豚の味の方が勝っているしそもそも全体的に薄味なので、お年寄りにはちょうど良いかも知れないが、こちらはがっつりと濃厚なスープを期待していたのにがっかりである。

ただしまずいという程ではなく、これで1食100円前後ならまた買わないでもないのだが、200円を超える値段設定なら二度と買わないと断言できる。

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