みなみけ おかわり を観た

前回に引き続き みなみけ おかわり を観た。

単なるプレーヤーの設定の可能性もあるが、第一期と比べて色彩が変わったような気がする。一期はわずかに淡い感じの色合いだったのが、二期では原色に近いというか赤みがかってるというか、少々ドギツい印象を受ける。もしかしたら製作会社が変わったのが原因かも知れない。そしてどことなく塗りが雑のように感じる。いままでアニメを観ていて作画が気になった事はあまりないが、連続して観たからかやはり違和感を感じた。

ストーリーは原作にないオリジナルが多かったように思える。特にオリジナルキャラであるフユキが必要だったのかどうか疑問だ。他には主要キャラ以外が黒いシルエットで描かれるなどしていて、一期のほのぼのとした雰囲気が感じられないナンセンスギャグアニメという感じになっている。その割にお色気を中心としたサービスシーンが多く、マコトの女装ネタも多かった。私自身は原作に忠実なアニメより、アニメならではの演出を加えた方が好きなんだけど、今作に限っては製作側が何を意図していたのか解らなかった。

期待していた冬馬の出番はぼちぼちといった所だが、原作エピソードが少なくてやはり脇役程度の扱いでしかなかった。女の子らしい仕草をしたりもしたけど、兄貴達の出番がなかったために冬馬の甘やかされ妹っぷりがまったく無かったのが残念。結局マコトの女装ネタに対する、男装ネタのキャラ程度という扱いなのだろう。第三期ではぜひ冬馬の可愛らしさの真骨頂である、甘やかされ妹っぷりを上手く描いて欲しいものだと思う。