キューブ2を見た

前回に続いて、続編であるキューブ2を見た。

どうやら私が過去に気に入って何度もレンタルで借りて見たのはこのキューブ2の方だったみたい。しかし本当に久しぶりに見たので細部の記憶がかなり曖昧になっていて、初見のように楽しめた。

続編であるこの作品は前回見たオリジナルと監督が違うようだが、はっきり言ってこちらの方が映像がみやすい。前回の作品はストーリーの発想こそ天才的だったと思うが、映像が全体的に暗くみにくかった。

明日は三部作の最後の作品、キューブゼロを見る予定だ。時間軸としては第一作の前の話みたいだが、楽しみである。

映画 キューブを見た

1997年というから結構昔の映画になるが、キューブを見た。

いつごろ見たのかよく覚えていないが、この作品の続編や類似作品をレンタルで借りて何度かみたので、実は今回見たこの一番最初のオリジナルを見てなかった(あるいはほとんど覚えていない)事に気づかされた。私がはまって何度も見たキューブはどのキューブだったのだろうか。ストーリーはほぼ同じなのだが登場人物が少し違うような気がする。ハリウッドのリメイクとかを見たのかも知れない。ちょっと気になったので続編の2作品も続けて見るつもりだ。

しかしやっぱり面白い。ついつい自分がこんな場所に閉じ込められたらすぐにパニック起こして死ぬんだろうなあ、とか考えてしまう。他にはたとえば自分以外の人間が全員女の子とかだったら、はりきってリーダーシップを発揮しようとして、やっぱりすぐに死ぬと思う。いずれにせよ生き延びれる気がしない。

ちなみに今回は字幕などは使わず英語音声のみで見た。途中数学的な謎解きをしている場面は少し解り難かったが、まあ普通にみれたと思う。

究極超人あ~るを読んだ

ひさびさに、ゆうきまさみの漫画である「究極超人あ~る」を読んだ。

光画部という文科系部活を中心にアンドロイドのR・田中一郎とその仲間達がおりなすギャグコメディなのだが、これは最近でいえば「げんしけん」とかの走りとなるのだろうか。現実的にいってこの手の文科系の部活に明るく元気な女子がいる事がすでにファンタジーだと思うのだが、実際はどうなんだろう?

たとえば軽音部とか吹奏楽とか音楽系・美術系なら女子がいるのは理解できる。光画部は端的にいって写真部なので美術系といえなくもないが、あまり女子が興味を持つような趣味ではないような気がする。

2TB USB外付けHDD HD-CL2.0TU2/Nを買った

そろそろ2TBの外付けHDDも1万円の大台をきって値ごろ感がでてきたので、BUFFALOのUSB2.0外付けハードディスクのHD-CL2.0TU2/Nをバックアップ用に購入した。梱包は簡素なフラストレーションフリーパッケージとかいうやつで、外箱とかは無くダンボールに直接入っている。商品がHDDという事で気分的には少々不安だが、元々電源の入ってないHDDの耐衝撃性は想像以上に高いので本来はこの程度で十分なのだろう。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
外付けハードディスク @ 楽天市場

ただ実をいうと私はUSB接続の外付けHDDはバックアップメディアとしてはあまり信用しておらず、これまではDVD-Rに重要なファイルをバックアップしてきた。だがそれはそれとして容量が増えてくると万が一の時のリカバリが大変かも知れないと思って外付けHDDにもバックアップを取る事にしたのだ。そういう訳で壊れてもともとという感覚で購入したので一番安い商品にした。

なのでUSB2.0だと2日近くかかるであろう2TBのディスクの読み書きチェックなどは省略してOSからNTFSにクィックフォーマットして使用している。転送速度などは予想通り遅い。めんどくさいので画像は省略するが CrystalDiskMarkでディスク速度のベンチマークを取ってみると以下のような結果となった。

Sequential Read : 31.287 MB/s
Sequential Write : 28.389 MB/s
Random Read 512KB : 21.620 MB/s
Random Write 512KB : 27.911 MB/s
Random Read 4KB : 0.585 MB/s
Random Write 4KB : 1.448 MB/s
Test Size : 1000 MB

やはりシーケンシャルリード&ライトが遅いが、もともとディスク速度を気にするような人はUSB2.0の外付けなんて選択しないだろうからこんなものだろう。なお分解してしまうと保証の対象外になってしまうので中身を確認したわけではないが、CrystalDiskInfoによると中身のHDDはSeagate製のST2000DL001らしい。

購入してまだ一日しか経ってないので初期不良などの確認は済んだとは言い難いが、いまのところは何の問題も無く使用できている。しかし2TBある容量(OS上の表示は約1.8TB)が早くも1.5TB近く消費しているので、近い内にまた購入しなくてはいけないかも知れない。バックアップってどこまでやってもキリがない泥沼なんじゃなかろうか。

みつどもえ 1~10巻を読んだ

アニメでちょっと面白かったので、みつどもえの原作漫画を読んでみた。

まず絵が下手である。後半になってくるとそこが味のように思えてくるが、序盤はちょっと雑というか汚い印象を受ける。ギャグは相変わらず下品で小学生ばかりのキャラクターの個性もあいまって良い世界観を構成していると思う。萌えるような要素はほぼ皆無といっていいが、こういう割り切ったギャグは好きだ。特に最近は中途半端に萌えを意識した日常作品が多いので新鮮な感じがする。

ただ10巻まで読んでみてさすがにギャグに勢いがなくなってきている印象はぬぐいえない。この先15巻~20巻くらいまで連載が続けば飽きがくる読者が大半のように思う。もともとキャラクターの多い作品なので新キャラを追加してテコいれするわけにもいかないだろうし、今後どうなっていくのかちょっと不安かも知れない。

ゆるユルにゃー!!を読んだ

小石川ふに の漫画、ゆるユルにゃー!!を読んだ。

びっくりしたりちょっとした事ですぐおもらしをしてしまう子猫のヨーク、そんなヨークが迷子になってしまって周囲に見守られながら元気に過ごすほのぼのコメディ、といったところだろうか。もともとが女性向けの作品なのでロリ萌えといった要素はあまりなく、まるで絵本を読んでいるようなほのぼの暖かい気持ちにさせられる作品である。

登場する他のキャラクター達も大半が女の子の猫であり、ヨークはみんなから好かれてはいるが百合という感じでもない。そういうまったく毒気のない感じが男性読者にとっては物足りなく感じられるかも知れない。でも全3巻という短さなのでちょうど飽きがきたくらいに綺麗に終わってくれる。ふと思いつきでやさしい気持ちになりたい時には良い作品かも知れない。

バカとテストと召喚獣を見た

バカとテストと召喚獣のアニメを見た。

今から考えるとなんでこのアニメを見たのかよく解らないが、なんともラノベらしいラノベ原作アニメというか中二設定めじろおしの作品だった。もちろん私もアニメオタクである以上はある程度中二病をこじらせているのだが、さすがにこの作品ほどとなると見ていてちょっと気恥ずかしい。という訳で個人的にはあまり楽しめる作品ではなかった。

ただだからといってこの作品が駄目だという訳ではなく、少年漫画でさえ主な購読者層が子供よりも大人だという昨今、ターゲットを明確に絞って作品を作る姿勢はとても良いと思う。そういう作品をいい年こいて見ようと思った私の方が悪かったのだ。しかしこりずにこれからもラノベ原作のアニメを見ていこうとは思っている。

みつどもえ 増量中を見た

ようやくテレビ放送が終了したので、みつどもえ 増量中のアニメを見た。

相変わらず下品というか、うんこやしっこと言った小学生レベルのギャグが満載の作品だった。しかしイヤらしさや露骨な萌えを狙った描写が少ないので、そういう部分が逆に好感がもてて実に良い作品にまとまっていると思う。

しかし制作費の問題なのか第二期が全8話という構成はちょっと短く感じる。しかも第一話はガチレンジャーのエピソードだし。こういう作中劇をピックアップするやり方は古くは機動戦艦ナデシコあたりから結構ありがちだが、正直作り手側の自己満足に過ぎないような気がする。そりゃあ自分も小さい頃は戦隊モノが大好きだったが中途半端なパロディなんか別に見たくもない。ガチレンジャーはあくまで ひとは が好きな戦隊であって、こちらはそれほど思い入れや興味があるわけではないからだ。アニメの作り手が楽しんでアニメを製作するのは良い事だと思うのだが、もうちょっと他にピックアップすべき部分があったのではないだろうか。

まあ全体としては期待以上に楽しめたと思う。おそらく第三期があるとは思えないが、いずれ原作漫画を読んでみたいと思うようにはなった。

最後の制服を読んだ

袴田めらによる名作百合漫画、最後の制服を読んだ。

私は百合を前面に押し出した作品はそれほど好きではないのだが、この作品は特に情緒的というか詩的な雰囲気で結構お気に入りである。

思春期特有の危うさや思い込みをとても上手く描いていて、女の子同士のほのかな恋愛を描いているのにも関わらず妙に共感できる。自分も中学生くらいの頃は狭い世界で自分の思い込みの力だけで恋をしていたからだ。なんというかこの作家さんはそういう罪のないエゴイズムというか、かわいらしい身勝手さを描くのが上手いのだと感じる。百合を耽美さだけではないというか奇麗事のみだけで描かない所に好感が持てる。それでいて悪意や嫌悪感はまったく感じない。

機会があれば袴田めら氏の他の作品もいずれ読んでみたい。

BLOOD ALONE 7巻を読んだ

6巻が発売されてから長期休載をしたり掲載誌がイブニングに移ったりと色々とゴタゴタしていたが、ようやく発売されたBLOOD ALONEの7巻を読んだ。

相変わらずクロエとミサキの非日常的な日常を淡々と描いている。数々の事件はおきるが他の少年漫画のようにバトルが盛り上がるような事はなく、クロエの圧倒的な能力で淡々の解決されてしまう。この作品はそこが良いところだと思うのだが、昔よくあったハードボイルド作品の亜種みたいなものなのだろうか。

ハードボイルドが男の理想の世界を描いたものならこの作品は少々年くったオタクの理想を描いたものだと思う。主人公は小説家や探偵をやっていて会社に縛られる事もない。血縁の家族はおらず主人公が守ってやらねば生きていけない美少女と暮らしている。ミサキ以外の人間とあまり深く関わろうとはしないが、見た目や性格や能力で出会う人ほとんどに好意を持たれる。それほどお金を稼いでいるようにも見えないが家や家具を見る限り平均以上には裕福な暮らしをしている。普段はかわいい美少女のミサキと二人でまったりとした暮らしを満喫しているが、ときどきちょっと緊張する程度の事件に巻き込まれてこれまた自分が見事に解決する。

冷静に考えると甘ったるい少女漫画以上に砂糖漬けのような世界観である。ただそれだけに自分のようなおっさんのオタクにはものすごく理想的な世界に見えるのだ。今ならハーレクインロマンスにはまる中年女性の気持ちが解るかもしれない。