みなみけ べつばら を観た

前回に引き続き みなみけ べつばら を観た。

まあ無難にまとまっていると思う、わざわざOADにする必要があったかどうかは疑問だけど。最近講談社の漫画でアニメDVD付属の単行本が増えているけど、実際売れているんだろうか? 最初はものめずらしさから買うけど、講談社のOADつき単行本高いしアニメ一本だけ見てもあんまり嬉しくない。なんとなく古本に売りにくいってのもあるかもね。あとは書店で流通させる事によって販売本数を稼げるってのもあるかも、もともとDVDも単行本も素材の原価は安いんだから売れ残って返品されても問題はあまりないわけだ。いろいろ調べるとアニメDVDの流通の問題とかもあるらしい、簡単にいうと原作サイドが独自に書店で流通させると儲けが大きいってわけだ。さすが日本流というかなんと言うか、いろいろとしがらみが多いんだなあ。

みなみけ おかえり を観た

前回に引き続き みなみけ おかえり を観た。

第二期に比べると原作に近くなったというか、ほのぼのホームコメディに戻ったような気がする。製作会社は二期と同じだが、彩色や演出は一期に近くなったと思う。もしかしたら二期の評判があまりよくなかったのかも知れない。エピソードもほとんど原作準拠で無難にまとまったという感じ。それはそれで面白みがないが、二期のように不可解な演出をされるよりはいいかも知れない。

そして私がもっとも期待していた冬馬の甘やかされ妹っぷりがいかんなく発揮されていて、その点は大満足。マコちゃんの出番が減ったのもあって単なる男装キャラとしてではなく、男兄弟の中の末の妹としてのわがままな感じがよく出ていてよかった。藤岡との絡みでの男っぽさと、兄貴にプリン食べられたくらいで泣きながら怒る幼さの良いバランスが冬馬の魅力だ。もともと冬馬の男っぽさは、精神的な幼さが生み出すものだと思うので、兄貴たちが出てこないと冬馬の可愛らしさはひきたたない。原作者が女性だからだろうか、よくある萌えキャラのようなわざとらしい妹には無い魅力が冬馬にはある。

みなみけ おかわり を観た

前回に引き続き みなみけ おかわり を観た。

単なるプレーヤーの設定の可能性もあるが、第一期と比べて色彩が変わったような気がする。一期はわずかに淡い感じの色合いだったのが、二期では原色に近いというか赤みがかってるというか、少々ドギツい印象を受ける。もしかしたら製作会社が変わったのが原因かも知れない。そしてどことなく塗りが雑のように感じる。いままでアニメを観ていて作画が気になった事はあまりないが、連続して観たからかやはり違和感を感じた。

ストーリーは原作にないオリジナルが多かったように思える。特にオリジナルキャラであるフユキが必要だったのかどうか疑問だ。他には主要キャラ以外が黒いシルエットで描かれるなどしていて、一期のほのぼのとした雰囲気が感じられないナンセンスギャグアニメという感じになっている。その割にお色気を中心としたサービスシーンが多く、マコトの女装ネタも多かった。私自身は原作に忠実なアニメより、アニメならではの演出を加えた方が好きなんだけど、今作に限っては製作側が何を意図していたのか解らなかった。

期待していた冬馬の出番はぼちぼちといった所だが、原作エピソードが少なくてやはり脇役程度の扱いでしかなかった。女の子らしい仕草をしたりもしたけど、兄貴達の出番がなかったために冬馬の甘やかされ妹っぷりがまったく無かったのが残念。結局マコトの女装ネタに対する、男装ネタのキャラ程度という扱いなのだろう。第三期ではぜひ冬馬の可愛らしさの真骨頂である、甘やかされ妹っぷりを上手く描いて欲しいものだと思う。

みなみけを観た

みなみけの第一期アニメを観た。

原作の漫画は以前から読んでるけど、アニメを観るのははじめてだ。まったりとした世界観が良い感じ。そういえば第一期の製作会社は苺ましまろと同じ童夢なんだね。

かといって苺ましまろのようにロリ萌えってわけじゃない。三女の千秋をはじめとして小学生の女児はたくさんでてくるけど、それで萌えるかっていうとそうでもない。萌えアニメっていうよりは、サザエさんとかコボちゃんとかのホームコメディを観ているような感じだ。

マコちゃんは女の子の服を着ると女の子にしか見えないけど、実は男の子。別に男の娘ってわけじゃないけど見た目だけならマコちゃんが一番かわいい、萌えないけど。

萌えるという意味では逆に男っぽい女の子の冬馬が一番萌えるかな。第一期では後半になるまで出番がなかったのが残念だけど、原作では後半になるにしたがって出番が増えていくので第二期では出番が増える事を願う。

うーん、やっぱりこれももっと早くに観ておくべきだったなあ。原作読んでるから別にいいやと思って後まわしにしていた。

シザーハンズを観た

かなり以前に観た事があるが、久しぶりにシザーハンズを観た。

人造人間というアイデアはフランケンシュタインの怪物の影響だと思うんだけど、両手がはさみって発想がすごいと思う。何気にこの映画の前にフランケンウィニーっていうフランケンシュタインをモチーフにした映画を撮っているから、その時からこの作品の構想はあったんだろうか。

あとは主演のジョニー・デップが若い。監督のティム・バートンいわく「箸にも棒にもかからない程に下手な役者」であると同時に、「自分の枠を突き破ろうとする意欲のある役者」だったらしい。

画像はエドワードが植木を刈り込んで人の形を作ってるところだが、野暮な事を言えば足元まで葉が生える植木は無い。ファンタジー作品でこういう所に突っ込みを入れるのはよくないのだが、やはりどうしても気になってしまった。ファンタジー作品は夢を見させてくれるものだと思うのだが、大人になるとちょっとした事が気になって夢から覚めてしまうのはとても残念に思う。

キミキス various heroines を読んだ

ゲームの方はやった事ないんだけど、東雲太郎の描いた漫画を読んだ。

とりあえず女の子はみんなかわいらしいが、ロリコンで妹萌えな自分は菜々とのエピソードが短いのが残念だった。でも番外編的な漫画で菜々が友達の女の子とキスの練習をするシーンはなかなかだったかな。

あとはとにかくキスのシーンがエロい。そんなキスするくらいならセックスしちゃえばいいのにって気がする程にエロい。プラトニックな意味でのキスじゃなくて、肉欲的なキスだね。

ゲームをやった人はもっと感情移入して読めるんだろうけど、ゲームやった事ないからストーリーが短くてエロいキスシーン以外残らない感じだったのが残念。あとは妹の奈々が気に入ったくらい。

アバターを観た

Blu-rayでアバターを観た。

とにかく映像が綺麗、Blu-rayだって事もあるけど、CGがほとんど違和感を感じないレベルに達していてびっくりした。たぶん人間をCGでまったく違和感なしに表現するのはまだ難しいんだろうけど、異星人であるナヴィのCGは映画中でまったく気にならなかった。いまならまだ「やっぱりCGは駄目だね」なんていえるかも知れないけど、10年後くらいには肉眼ではCGと人間の役者の区別がつかなくなってるかも知れない、コストの問題さえクリアされればこれからもどんどんこういったCG作品が増えるだろう。

ストーリーとしてはありがちなハリウッド的勧善懲悪もの、でも壮大なスケールにふさわしい映像のおかげでそれがぴたりとはまる。ひさびさに娯楽映画らしい映画が観れた。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破を観た

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破をブルーレイでようやく観た。

エヴァンゲリオンのテレビシリーズはリアルタイムでは見ていないが、旧劇場版が大ブームになっていた頃にはまって映画館で観た世代なので、この新劇場版は色々と面白い。

受けた印象としては、まず登場人物と人間関係が明るくなった。全員旧作の設定を受け継ぎながらもどこか人間が明るく前向きな印象を受ける。その結果なのか昨今の萌えアニメに迎合したのかは知らないが、シンジを中心に妙にラブラブしている。正直言って嫌いじゃない。テレビシリーズの時はまだ悩める若者だったので旧作のシンジの方に感情移入ができたが、いい加減おっさんになった今ではあの性格はちょっとキツい。逆に今作のシンジや他の登場人物は第三者的な視点で安心して観ていられる。あとは映画版のファンサービスかどうかは知らないが、女性キャラの露出があざといくらいに多くなった気がする。それもむしろ大歓迎だ。

後はなんと言っても戦闘シーンの迫力が増した。人間では無い使徒の人間離れした動きと、人形のエヴァの戦闘の演出がよく考えられていて、ブルーレイで何度も再生して観てしまった。あとはテレビシリーズでは友達とエヴァの謎解きに挑戦したものだが、今作ではそんな気が起こらない。まあ暇な時間がたくさんあった学生の頃に比べて、娯楽として観るアニメでそんなに頭を使いたくないというものあるが、実際にテレビシリーズと比べて娯楽作品としての作りがしっかりしている様に思える。俄然続編が楽しみになってきた。三作目のQの上映はまだ未定のようだが、2011年のうちにはぜひ上映してもらいたい。まさかとは思うが、売り上げが芳しくなくて途中で打ち切りなんて事にならないで欲しい。ブルーレイちゃんと買うからさ。

隠し砦の三悪人を観た

前回にひきつづき、黒澤監督の「隠し砦の三悪人」を観た。

この作品はジョージ・ルーカスがスターウォーズの着想を得た作品として有名らしい。特に冒頭シーンやラストシーンが似ている事と、レイア姫の男勝りな性格や C-3POとR2-D2 のキャラクター設定などもこの作品を参考にしているらしい。そう言われて観てみると、スターウォーズファンの私はなるほどと思える。時代劇とSF作品という違いはあるけれど、なんとなく同じ匂いは確かに感じる。前回の七人の侍や羅生門を観て、黒澤監督がジョージ・ルーカスやスピルバーグに大きな影響を与えたという事がようやく解りかけてきた。ついでに言うと北野武は影響なんてレベルじゃなく、黒澤監督の模倣に近いような気がする。

この作品は七人の侍のようなチャンバラシーンは少ないが、珍しい槍同士の決闘シーンがあった。刀での決闘とは違って間合いが大きく、どちらかというと地味なシーンだという印象を受けた。しかしもし戦国時代の武将が決闘するとしたら、やっぱり刀よりは槍だったろうと思う。刀が現在考えられているように重要になるのは江戸時代に入って平和が訪れた後の事だからだ。多数と多数が戦う戦場では刀など役に立たない。戦国武将がまず重んじる武芸はまず弓で次に馬、そして槍である。まあ集団戦で威力を発揮する槍で決闘をするのはどうかという問題もあるが、特に決闘する必然性もなく挿入されたシーンのように思えるので細部にこだわる必要も無いだろう。

七人の侍を観た

すごくいまさらな感じがするけど、黒澤明監督の名作映画「七人の侍」を観た。

この作品がどうして名作と呼ばれているのかとてもよく解った。基本的に私は単純な娯楽作品が好きで、何か考えさせられたりする小難しい映画はあまり好きでないのだけど、この作品は娯楽としても面白い上に、ほんの少し考えさせられる部分もある。そのバランスがとても心地よい。

映像が白黒でみやすいとは言えず、音声も明瞭では無いのでセリフも聞き取りづらい。逆にいえば最近の作品はあまり注意せずとも場面やセリフが入ってくるが、昔の作品はちょっと画面から注意を逸らすと途端に場面がよく解らなくなる。最初はそうやって慣れない感じで観ていたのだが、そのうちにどんどんと作品の世界にのめり込んでいってる自分に気がつく。今のアクション映画とかみたいに、息をつかせぬ展開が続いたりはしなくて、場面の緩急がきちんとある。そして泥臭い演出と演技がとても、戦闘の現実感を際立たせている。実はこの作品の前に同じ黒澤監督の「羅生門」みたのだが、他の作品も見てみたくなった。