格安スマホ MVNO 楽天モバイルのメリットとデメリット

年末年始のセールで楽天モバイルに入会するとスマホが非常に安い価格で買えるようだったので、それまで使用していた DMM mobile からMNPして 楽天モバイル に移行した。

なお今回の楽天モバイルのセールで購入したのは ASUS の Zenfone 2 laser で、型落ちでありながら記事作成時のアマゾン価格で1万7千円するこのスマホが本体価格880円で購入できた。厳密にいえば端末価格に加えてDMMモバイルからのMNP転出手数料3240円と楽天モバイルの事務手数料3394円が必要なので、単純計算で合計7585円(消費税込)で新しいスマホを購入して楽天モバイルに移行した事になる。

この「年末年始」のセールはなぜか延長されて2月1日まで続くみたいだが、おそらくその後もなんらかの形でセールをすると思うので、楽天モバイルへの加入を検討している人のために私なりに感じた楽天モバイルのメリットとデメリットをここでまとめようと思う。

楽天モバイルのメリット その1 スマホが安く買える

上でも言ってる通り私が今回楽天モバイルに移行した最大の理由だが、楽天モバイルは加入と同時にかなり安い値段でスマホを購入する事ができる。似た様なサービスを行っている格安SIMのプロバイダは多数あるが、楽天モバイルほど激安でスマホが買える所は他にはない。スマホ購入と同時加入の場合は通話SIMの場合は12か月、データSIMならば6か月の最低加入期間の縛りはあるがそれを補ってあまりあるメリットだと私は思う。

楽天モバイルのメリット その2 料金の支払いに楽天ポイントが使える

楽天モバイル の料金の支払いにはクレジットカードが必要なわけだが、楽天カード を所持してる人はカード利用で貯まった楽天のポイントを楽天モバイルの料金支払いに使う事ができる。さらに楽天で買い物する度にもらえて、それでいながら使い道に困る期間限定ポイントも支払いに使えるので楽天カードを持っている人が楽天モバイルを使うメリットは大きい。ついでにいえば楽天モバイル料金の支払いでもポイントがもらえる。

楽天のユーザー囲い込み戦略にまんまと乗せられている気もしない訳ではないが、お互いにメリットがあるWIN-WINの関係のうちは乗せられるのも悪くない。メリットよりデメリットの方が大きくなったらまたMNPで別の会社に乗り換えるだけだ。

楽天モバイルのデメリット 3日あたりの高速通信容量制限

※2017年3月1日より、この「3日あたりの高速通信容量制限」は撤廃されました。
https://mobile.rakuten.co.jp/news/speed_limits/

逆に楽天モバイル最大のデメリットは、以下の様に契約プランごとに3日あたりに使用できる高速通信の容量に制限がある事だ。

3.1GBプラン 540MB
5GBプラン 1GB
10GBプラン 1.7GB
20GBプラン なし
30GBプラン なし

休日などにまとめて高速通信容量を使いたい人には不便極まりない制限である。ただ高速通信を使わない場合の低速通信(約200kbps)には特に容量制限はなく、低速通信時に3日で通信容量が366MBを超えるとさらに低速になるDMMモバイルと比べてどちらが不便かはその人の使い方次第という事になるだろう。

結論 格安SIMはどこも一長一短

結局のところ、MVNOとか格安SIMと呼ばれるサービスはどこも一長一短で、各社それぞれ良い所と悪い所がある。良い言い方をすればそれだけユーザーに選択肢が提供されているという事で、価格もサービスもほぼ横並びのキャリア三社のみだった頃と比べたらはるかにマシだと言えるだろう。一社だけがずば抜けて良いサービスを提供したら他社は追従するか対抗するかでなければ淘汰されるので、長い目でみれば横並びになるか一長一短になるかのどちらかしかないのだと私は思う。