極楽青春ホッケー部を読んだ

森永あいによる漫画、極楽青春ホッケー部を読んだ。

僕と彼女の×××を読んでから森永あいにちょっとハマっている。少女漫画というジャンルには男が読むに耐えない要素にあふれた作品も数多くあるが、逆に少年漫画ではありえない発想のギャグがつまった作品もある。森永あいのギャグはまさに後者で、なかなか少年漫画ではお目にかかれないようなギャグが面白い。

この極楽青春ホッケー部はいわゆる美形の男子の中に女が一人といういわゆる逆ハーレムを描いた作品なのだが、別に紅一点の主人公がやたらチヤホヤされるわけでもなく、基本的には皆で仲良く旅行に行くだけだ。

その旅さきで熊におそわれたり、寝ぼけた主人公のハナがその熊を挌闘で倒したり、倒された熊がハナになついてホッケーの試合にでたりと、なんでもありのスラップティックな展開がとても面白い。日本語でいうとドタバタギャグとでも言うのか、この手のギャグコメディは女性作家の作品の方が頭が柔軟なせいか名作が多いような気がする。

森永あいのその他の作品もおいおい読んでいきたい。