CLANNADを観た

これまた今更という感じがするが、CLANNAD(クラナド)のアニメを観た。

本当になんでいまさらこの作品を観ようと思ったのか解らない。おそらくクリスマスだから感動したいとでも思ったんだろう。しかし残念ながらこの作品は自分の心には刺さらなかった。

別にこの作品が悪いという訳ではないと思うが、「泣ける」という評判を耳にしてしまっていたのが悪かったのかも知れない。その事によって数々のストーリーが陳腐なお涙頂戴物に見えてしまって泣けるというまで至らなかった。こういう作品は世界観にはまる事ができなければどんなにがんばっても駄目なので、ヒロイン達の不幸な生い立ちなども単なる作り話以上の思い入れはできず、とても高校生とは思えないヒロイン達の性格もあまりかわいいとは思えなかった。唯一かわいいと思ったのが画像の風子で、もはや学園モノというよりはギャグアニメというノリでここまで突き抜けてくれればむしろ受け入れやすい。

しかしこの作品が人気がでるのは理解できる。こういう世界観に素直にはまる事ができれば自分も感動の涙を流していたに違いないからだ。ただ残念ながら自分にはそれがなかったという事だ。まあこの後 After Story を観る事になっているので、その後ではまた違った感想を持てていたら良いなと期待はしている。