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ハウス とろうま牛角煮カレーを食べた感想 お肉のボリュームには満足だがカレー自体は普通

ハウス食品のレトルトカレー「とろうま牛角煮カレー」を食べてみた。

ハウス とろうま牛角煮カレー @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
ハウス とろうま牛角煮カレー @ 楽天市場

久しぶりのレトルトカレーのレビュー。私はいわゆる日本風(英国風)のカレーよりココナッツミルクの入った東南アジア風のカレーが好きなのでここ最近は本場タイ産のグリーンカレーばかり食べていた。

話を「とろうま牛角煮カレー」に戻そう。この商品名が示す通り、このカレーの売りはなんといっても柔らかく煮込まれた牛の角煮のブロックだ。そして宣伝に偽りなく本当に柔らかい牛の角煮が1個や2個ではなく数個入っていてこれが美味い。

具材は他に野菜などは入っておらず牛の角煮のみ。私ならここに柔らかく煮込まれた玉ねぎがあるとなお嬉しいのだが予算の都合もあるのだろう。一食300円以下のレトルトでかたまりの肉が数個入ってるだけでもたいしたものだと思う。

ただお肉のボリュームは良いのだが、それに比してカレールーの方はというとなんとも普通という感じ。決してまずくはない。一食100円程度のレトルトカレーよりは美味い。なんというかお肉の満足感と比べると今一歩物足りなく感じてしまう。

果たしてお肉とルー、どちらがカレーの主役なのかという話になってくる。

ここで例えば、お母さんが家族用に買い置きしておくレトルトカレーとしては良いのかも知れない。ルーは人を選ばない味だしお肉が嫌いな人は少ないから喜ばれるだろう。

しかし私が自分で食べるために一食300円程度のカレーを買うとしたら、私は具が少なくてもルーの味が自分好みのカレーを選んで買うだろう。極端な話をすると牛肉を食べたければ牛丼を食べた方が安く満足できるからだ。

Amazonブランド Happy Belly ビーフカレー 辛口を食べた感想

セールでAmazonの独自ブランド商品の Happy Belly ビーフカレー というのが安くなっていたので試しに買って食べてみた。

Amazonブランド Happy Belly ビーフカレー 辛口 @ Amazon

非セール時の価格だと15食セットで約1500円、1食およそ100円くらいの計算となるが、ひとくち食べてみて思った感想は「だいたい予想どおりだな」だった。

スーパーにいくとレトルトのカレーはたくさんあって、その中でも1食100円以下で買えるおなじみのブランドと言うものがある。たとえばハウス食品の カリー屋カレー などがそうだが、その辺の100円以下のレトルトカレーとほぼ同じ味を想像してもらえればそう遠くない味だろう。

野菜や肉のうま味はそこそこで小麦粉で分量を水増ししてる味の薄いカレーの味。ふとカレーが食べたくなった時に食べるにはちょうど良いが、あえてこのカレーが食べたいとはならない程度の味。無理に良いところを挙げるとしたら「辛口」が辛すぎずかといって甘くもなくちゃんと辛口してるところだろうか。たまに辛口をうたいながらちっとも辛くないレトルトカレーがあるのでその辺はよかった。

最終的にはまずくはないが、とりたてて褒めるほど美味くもない。セール時の価格でようやくスーパーで買うより安いかな程度で、非セール時には持ち運びさえ手間でなければスーパーで買った方が安いくらいなのでおそらく今後は買わないと思う。あえて言うなら食べ盛りのお子さんがいる家庭の買い置き用としてはまあ悪くないんじゃないかなと思ったかな。

S&B 噂の名店 半蔵門 プティフ・ア・ラ・カンパーニュ 欧風ビーフカレーを食べた感想 しっかりと炒め煮込まれた玉ねぎのコクと甘みが美味い

エスビー食品の「噂の名店シリーズ」のカレーを食べるのは久しぶりとなるが、今回「噂の名店 欧風ビーフカレー」というレトルトカレーを食べてみた。

S&B 噂の名店 半蔵門 プティフ・ア・ラ・カンパーニュ 欧風ビーフカレー @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
噂の名店 欧風ビーフカレー @ 楽天市場

こちらは東京千代田区の半蔵門駅の近くにある「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ(※フランス語で”田舎家の暖炉の小さな火”という意味)」という欧風カレーの有名店の味を再現したという事になっている。私はこちらの店のカレーを食べたことはないが欧風カレー好きとして結構な期待を持ちながら食べてみる。

一口食べてみて出た感想は「こりゃ美味い」である。形が完全になくなるまでしっかりと炒め煮込まれた玉ねぎのコクと甘み。飴色になるまで炒めた玉ねぎをカレーに入れると美味しいというのは今や誰でも知っている事と思うが、それをここまで前面に押し出したレトルトカレーというのは珍しいのではないか。家庭でやろうと思うとすごく手間と時間がかかるしレトルトで手軽に食べられるのは嬉しい。

もちろん玉ねぎだけでなくりんごやバナナといった果実の甘味に、牛の脂のまろやかさに生クリームやバターと言った欧風カレーならではのコクも加わり高級感を演出している。少し大きめの牛肉のかたまりもしっかりと煮込まれていて柔らかく実に美味しい。「こうすれば美味しいカレーができるだろうな」と私のように少し料理ができる程度の人間なら誰もが考える事を、手間ひまを惜しまず高レベルで実現しているという印象を受ける。

「噂の名店シリーズ」では 大阪白銀亭の大阪あまからビーフカレー鎌倉珊瑚礁の湘南ドライカレー がこれまで私のお気に入りだったが、ここへ来てこのプティフ・ア・ラ・カンパーニュの欧風ビーフカレーが一気にトップへと躍り出た感じだ。この二つもかなり美味しかったが、今考えてみるとカレーとしては少し変り種だった。そこが面白くて良かったのだがこの欧風カレーの王道を踏んだカレーにはもう半歩及ばないといった所か。

このブログで私がここまで絶賛するのは珍しいことだが、明日すぐにでもまたこの欧風カレーを食べたいと思っているほどに気に入った。

S&B 噂の名店 神保町 マンダラ バターチキンカレーを食べた感想 現地で焼きたてのナンと一緒に食べたら美味しいと思う

前回、前々回にひき続き、エスビー食品の「噂の名店シリーズ」の「噂の名店 バターチキンカレー お店の中辛」というレトルトカレーを食べてみた。

S&B 噂の名店 神保町 マンダラ バターチキンカレー @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
噂の名店 バターチキンカレー @ 楽天市場

こちらはカレー激戦区として知られる東京神田の神保町にある「マンダラ」というインドカレーの有名店の味を再現したという事になっている。私は食べたことはないが、TVのグルメレポートで何度か見た記憶があり、前回の「大阪あまからビーフカレー」、前々回の「湘南ドライカレー」がうまかった事もあってかなり期待して食べたのだが、残念ながら期待通りの美味しさではなかった。

まずバターチキンカレー言ってる割りにはルーにバターのコクがあまり感じられない。トマトの酸味が強すぎるのだ。まあインドカレーに欧風カレーのような濃厚なコクを期待するのが間違いだと言われたら確かにそうかも知れない。インドに数週間ほど滞在して現地のカレーを食べまくった事があるが、カレーの本場として期待されるような美味しいカレーには一度たりとも巡り合えなかった。

具も鶏むね肉のかたまりが数個入ってるだけで、前回のビーフカレーと比べるとチープな感じが否めない。あくまで個人的な感想だが全体的に「がっかり」なのだ。

まあ現地のお店で焼きたてのナンと一緒に食べたら美味しいだろうなとは思う。自宅で用意したナンやパンや、ましてやご飯と一緒に食べて美味しいカレーではないというのが今回の私の感想だ。

S&B 噂の名店 大阪 白銀亭 大阪あまからビーフカレーを食べた感想 不思議な味覚でもう一度食べたくなる

先日エスビー食品の「噂の名店 湘南ドライカレー お店の中辛」というレトルトカレーを食べてかなり美味しかったので、今度は同じシリーズの「噂の名店 大阪あまからビーフカレー 鮮烈な辛口」というレトルトカレーを食べてみた。

S&B 噂の名店 大阪 白銀亭 大阪あまからビーフカレー @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
噂の名店 大阪あまからビーフカレー @ 楽天市場

こちらは大阪府の大阪市にある「白銀亭」というカレーの有名店の味を再現したという事になっている。関東住まいの私はこの店で食べた事はもちろん、名前も聞いた事がなかったが「あまからビーフカレー」という言葉に期待を持ちつつ食べてみる。

ぱくっと一口食べた途端に口の中に甘さが広がる。甘すぎるという訳ではないが明確に甘い。「砂糖でも入ってんじゃないか」と思いながらパッケージの原材料欄を見たら本当に砂糖やぶどう糖などの糖類が入っている。さらにココナッツミルクやリンゴ酢など甘味を演出する材料も入ってるようだ。

口が甘味に慣れてきたなーと感じたくらいに今度は辛さがやってくる。普段タイカレーを食べ慣れてる私としては「鮮烈な辛口」と言うほどの辛さとは思えなかったが、欧風カレーの中では辛い部類に入ると思う。

次に具だが、原材料欄の一番最初に「ハーブ煮込み牛肉」というのが挙がってるように、レトルトカレーにしては大きめの牛肉のかたまりが数個入っている。これが柔らかく煮込まれていて実に美味い。他に固形の具は入ってないが充分だと思う。

全体としては「あまからい」カレーが不思議な感覚ではあるが、前回と同様かなり美味しかった。異色な味であるという点では前回の「湘南ドライカレー」よりもまた食べたい気持ちが強いかも知れ無い。私は別にエスビー食品の回し者でもなんでもないが、この噂の名店シリーズを食べ慣れたらもう普通のレトルトカレーが食べられなくなるんじゃないかと思う。

S&B 噂の名店 鎌倉 珊瑚礁 湘南ドライカレーを食べた感想 バターたっぷり欧風キーマカレーみたいな感じ

エスビー食品の「噂の名店 湘南ドライカレー お店の中辛」というレトルトカレーを食べてみた。

S&B 噂の名店 鎌倉 珊瑚礁 湘南ドライカレー @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
噂の名店 湘南ドライカレー @ 楽天市場

「噂の名店」というからにはモデルとなった店が実在する訳だが、こちらのカレーは神奈川県鎌倉市七里ガ浜にある「珊瑚礁」というカレーの有名店の味を再現したという事になっている。国道134号線を車でドライブしていると、鎌倉付近にかがり火を何個も燃やして非常に目立っているレストランがあるので名前を知らずとも印象に残っているという人は多いかもしれない。味で有名なのか店の外観で有名なのかは解らないが、とにかく長い行列のできる有名店である事は間違いない。

それはさておきこちらの「湘南ドライカレー」だが、パッケージの画像の通りドライカレーというほどにはドライではない。カレーというには粘度が高く、ひき肉や野菜などの具も多いので、ドライカレーというよりはキーマカレーと言った方が近いような気がする。

そんな見た目はともかく、味の方はバターなどの動物性脂肪やオリーブオイルなどの油分でかなりこってりしていて、よく煮込まれたトマトピューレや各種ブイヨンのコクで濃厚な欧風カレーと言った風がある。いや、カレー味のデミグラスソースと言った方が私的にはしっくりくる。味は濃厚で具が結構多いので150gと言ってもかなり食べでがあった。

久しぶりに美味しい欧風カレーと食べた気がする。私は基本的にココナッツミルクの入ったタイカレーが好きなので頻繁にこれを食べようとは思わないが、ふと欧風カレーを食べたくなった時にはまたこちらのカレーを買って食べたいと思う。シンプルにおすすめだ。

マッサマンカレーが世界一おいしい料理というのは間違いでした – CNNが認める

近頃発売された日清食品のカップラーメン 日清 カップヌードル マッサマンカレー を食べて少し気になる事があった。結論だけを先に言うと、日本のネット上で今でも流布されている「世界一美味しい料理はマッサマンカレー」という話が間違いでしたという事である。

マッサマンカレーとは、ココナッツミルクベースのタイカレーに落花生もしくはカシューナッツのペーストを加えたタイ南部の甘口のカレーである。カップヌードルのカップのふたや横には「世界一美味しいと話題のタイ南部のカレー」と書いてあるが、こういうのを見ると「そんなの誰が決めたんだよ」と思わずにいられない私は早速ネットで調べてみた。

2011年、CNNインターナショナルのCNNGoは、「世界で最も美味な料理ランキング50」(World’s 50 most delicious foods.)で、マッサマンを1位に選出した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/マッサマン

なるほど、どうやらアメリカCNNの国際向け放送の旅行番組内で決められたようである。しかも「世界一美味しいカレー」ではなく「世界一美味しい料理」ときた。私もマッサマンカレーは美味いと思うが、これはさすがに言い過ぎだと思わざるを得ない。そこでウィキペディアの記事のソース元であるCNNインターナショナルの 「世界で最も美味しい食べ物ランキング50 」のページを読んでみると、選考基準や選考した人が誰なのかどこにも書いてはいない。これは推測だが、記事作成者のクレジットに “CNNGo staff” とあり、記事内の主語に “we” が使われているので番組スタッフの話し合いで決められたのだろうと思われる。

ちなみに9位にアメリカのアイスクリームがランクインしている他、ドーナッツやバター味のポップコーンなどアメリカの食べ物が7つランクインしている。我が日本の食べ物では、32位にアン肝、29位に近江牛、4位に寿司がランクインしているが、選考基準が謎過ぎて素直に喜べない。なお3位はメキシコのチョコレート、2位はイタリアのナポリ風ピザ、そして堂々の1位がタイのマッサマンカレーである。

ここまでは日本のネット上でも良く知られた話なのだが、実はCNNインターナショナルは同じ記事内でこのランキングを見た読者向けにネット投票を実施しており、2011年9月7日にその投票結果を発表する記事を書いている。そちらのランキングではマッサマンカレーは第10位と大きく順位を落としている他、日本の料理は8位にラーメン、3位に寿司がランクインしており、2位がインドネシアのナシゴレン、1位もインドネシアのルンダンという結果となっている。

そしてここからが本題なのだが、CNNインターナショナルはこのネット投票の結果を受けて、記事内で「マッサマンカレーが世界一美味しい料理というのは間違いでした」と公式に認めているのだ。

And now, after more than 35,000 votes, it appears we got it all wrong. The world’s most delicious food is not Massaman curry, as we suggested, but a meaty, spicy, gingery dish from west Sumatra.

3万5千以上の投票をいただいた結果、我々が完全に間違えていた様です。世界一美味しい料理は我々の選んだマッサマンカレーではなく、お肉たっぷりで、スパイシーで、ショウガの効いた西スマトラ地方の料理(ルンダン)です。

読者が選んだ世界で最も美味しい食べ物ランキング50 – CNNインターナショナル

つまりこの投票結果が発表された2011年9月7日の時点で、マッサマンカレーが世界一美味しい料理だという根拠はなくなったのだ。にも関わらず最初のランキングが発表された2011年7月以降、2015年になった現在でも日本のネット上では「世界一美味しい料理はマッサマンカレー」というニュースが新たに作られ流され続けている。

この事実を知ってか知らずか、「世界一美味しいと話題のマッサマンカレー」を宣伝文句に販売されている商品は、「日清 カップヌードル マッサマンカレー (2015年7月発売)」の他に、亀田製菓の「マッサマンカレーせん (2015年6月発売)」と明治屋の「エスニックごはんの具 マッサマンカレー (2014年8月発売)」、西友のプライベートブランド「みなさまのお墨付き カシューナッツ香るマッサマンカレー (2015年2月発売)」などがある。

私もマッサマンカレーはとても美味しいと思うし、日清のカップヌードルもとても美味しいと思った。マッサマンカレーが世界一美味しいと信じている人々の気持ちを害するつもりも毛頭ない。

しかしいくら海外の情報だからと言って、いつまでも間違った情報が流され続ける日本のネットメディアの現状を見て悲しい気持ちにならざるを得ない。ニュースソースであるCNNの記事をちゃんと読めば解ることを誰も指摘していないという事は、自分でソースを読まずに余所の記事をパクって記事を書いているか、企業から宣伝を依頼されて記事を書いているため (いわゆる “ネイティブ広告” あるいは “ステルスマーケティング”) あえてその事に触れずにいるとしか思えないからだ。

日清 トマトカレーメシを食べた感想 ハヤシライスとカレーの中間な感じ

日清食品のインスタントごはん、トマトカレーメシ を食べてみた。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
日清 トマトカレーメシ @ 楽天市場

作り方はいたって簡単、ふたを開けて水を入れてかき混ぜ、レンジで5分半加熱すればできあがり。ただし出来上がり直後は少しライスが水っぽくてべちゃべちゃするので、水を加減するか食べる前に少し放置して水気を飛ばした方が良いと思う。

味はとりあえず美味い。美味いが生のトマトよりも酸味は少なくて、トマトを煮込んだデミグラスソースを少しカレーに混ぜたような感じになる。適当に例えると ハヤシライス3:カレー7 くらいの味で、まあそれほど目新しいという味ではなく、感動もあまりない。

値段設定も微妙で、日清の他のインスタントごはんシリーズにも同じ事を思うのだが、これだったらレトルトのカレーとご飯を買ってレンジでチンして食べた方が確実に美味い上に下手したら値段も安い。スーパーの売れ残りで安売りでもしていない限りまた食べたいとは思わない味だった。

オリエンタル なにわの牛すじ黒カレーを食べた感想 イカスミ独特の旨味がうまい!

オリエンタルというメーカーの なにわの牛すじ黒カレー というレトルトカレーを食べてみた。「なにわの牛すじ黒カレー」という商品名だが、このカレーの肝は牛筋ではなく黒色をしている理由であるところのイカスミにある。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
オリエンタル なにわの牛すじ黒カレー @ 楽天市場

イカスミというとスパゲッティを思い浮かべる人も多いと思うが、私はカレーの味にイカスミが負けてしまわないないだろうかと食べる前は少々心配していた。まあイカスミをそのままソースにしたスパゲッティほどにはイカスミの味は解りにくいものの、しっかりとカレーの中に独特の旨味が残っており、そこらのカレーとは一味違う商品となっている。

もう一つの売りである牛筋に関してはちゃんと柔らかく煮込まれておりそれはそれでいいのだが、イカスミの入ったルーのうまさに主役の座を完全に奪われている感じで存在感が薄い。ぶっちゃけ無いよりマシって程度で、なんならシーフードカレーの方が良かったと思うほどだ。

しかしカレーにイカスミとは実に意外で面白い組み合わせだと思う。こういう感じの味になるのなら、家庭で作るシーフードカレーに隠し味(色が真っ黒になるので隠れないが)としてイカスミパウダーを入れるというのもありなのかも知れない。今度カレーを作る時にぜひ試してみたい。

にしき屋 牛たんカレーを食べた感想 具はたっぷりで満足、でも肝心のルーが…

にしき屋の 牛たんカレー というレトルトカレーを買って食べてみた。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
にしき屋 牛たんカレー @ 楽天市場

レトルトカレーで一食300円弱という値段は結構お高い。だから私はこのカレーをそれだけの期待を込めて食べたのだが、

まず商品タイトルにもなっている牛タンはそれなりに入っている。他に大きなマッシュルームが入っていてこれが結構おいしい。他にはじゃがいもなど大きな具が入っていてその点はさすがお高いだけはあると大満足だった。

だが、肝心のカレーのルーの味が普通。牛タンカレーというからには、そこからしみだした濃厚な牛脂のコクを期待すると思うのだが、一食100円程度のレトルトカレーのルーに毛が生えた程度の味しかしない。牛タンの具も味の残っていない単なる繊維質状態になっているのに、牛タンから出たダシや脂は一体どこへ行ってしまったのだろう?

という事で期待した分だけ残念な感じになってしまった。ただまずいという訳ではないので、これが200円くらいだったらかなりの好評価になっていたと思う。それとも本当に旨いレトルトカレーは500円くらい出さなきゃダメなのかも。