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サッポロ一番 麺の力 坦々麺が新発売! 麺はなかなか、スープは…?

以前、濃厚なスープが旨い! サッポロ一番 担々麺サッポロ一番 麺の力 ちゃんぽん はだめだめだったという記事を書いたのだが、この度 サッポロ一番 麺の力 坦々麺 という新商品が発売されたみたいなので早速買って食べてみた。

まず麺だが、これまたちゃんぽんの時の同じ油揚げ麺だけど、サンヨー食品の涙ぐましい商品開発努力のおかげか以前と違ってなかなか健闘している。ストレートな中太麺で食感はツルツル、私の好みとは違うがようやく他社と同じスタートラインに立ったという感じだ。

次にスープだがこれはまあ以前からある担々麺とほとんど変わらず、インスタントにしてはかなり旨い部類に入る。昔ながらの醤油や塩が好きだという人には濃すぎる味付けだが、まったりとしたゴマと味噌の味わいが食事の満足感を引き立ててくれる。欲を言えばもう少し辛口の方が好みなのだが、それは自分で豆板醤でも足せばいいだろう。

という事で私はもう食べる前から気に入ってしまう事が解っていたので、5食入りパックをまとめ買いしておいた。担々麺があまり好きではないという人にはおすすめできないが、好きだという人にとってはインスタントでこれほど旨い担々麺はまず無かった事だからだ。

いやあ素晴らしい。以前と変わらぬちゃんぽんを発売した時にはサンヨー食品もお終いだなと思ったが、こうしてあえて他社と同じ土俵で戦わずに個性的な商品を出してくれると消費者としてもインスタント麺を食べるのが俄然面白くなる。

次はどちらの会社でも良いので太麺のとんこつ醤油味をどうかお願いします。

エースコック 飲み干す一杯 担担麺を食べた感想

今回もカップ麺を食べた感想である。今回食べたのはエースコックの 飲み干す一杯シリーズの担担麺。やはりカップ麺はオーソドックスな醤油とか味噌とかより、こういう少し変わり種のスープが楽しめるのが良い。この前食べたサッポロ一番の担々麺も高評価だったが、何気に私は担々麺好きなのである。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
エースコック 飲み干す一杯 担担麺 @ 楽天市場

さて「飲み干す一杯」という名前がついてるからにはスープに力を入れているのだろうと思って食べてみると、これが実に旨い。お店の担々麺にはかなわないものの、通常価格帯でありながら高級カップ麺のスープ並のコクと味わいを再現している。その分、麺の方は若干貧弱な安物カップ麺のような歯ごたえだったが、それを補ってあまりあるスープの味わいである。極論してしまえば、この麺で食べるよりもスープに直接ご飯をぶっこんでラーメンライスとして食べたくなる程スープと麺の味にギャップがある。

この辺のギャップを良しと思えるかどうかが、このカップ麺を旨いと思えるかどうかの分かれ道だと思うが、私はこのスープが食べたくて定期的にこのカップ麺を買ってしまいそうだ。

スパムの薄切りをチャーシュー代わりにラーメンに入れると旨い!

昨日はじめてスパムの缶詰を食べてその旨さにびっくりした私だが、1回では食べきれなかったので色々バリエーションを変えて食べている。

その中でも「これは!」と思ったのが、スパムを程よい薄さに切ったものをフライパンで焦げ目が付くまで焼いて、チャーシュー代わりにラーメンに入れて食べるという食べ方だ。

チャーシュー代わりにしては若干柔らかいが、焦げ目の香ばしさと程よい脂身の味わいが絶妙に旨い。しみだした肉汁がスープに混ざると袋麺のあっさりしたスープが途端に味わい深くなる。

これまで私はインスタントの袋麺を食べるときにはチャーシュー代わりにウインナーを細かく刻んで入れていたのだが、これはどうしてもチープな印象が拭えなかった。かといって袋麺の具としてチャーシューをわざわざ買ってきて入れるというのもなんだかバランスが悪い。しかしスパムを焼いたチャーシュー (豚肉を焼いてるんだからこれも立派な「焼豚」だ) は味とコストの両面で、袋麺とのバランスが実に良い。何より本当に旨い。

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ホーメル スパム レギュラー @ 楽天市場

もう私は完璧にはまってしまっているようで、本日もスパムを何個か追加注文してしまった。しばらくは色々試して楽しめるだろう。

日清 麺職人 酸辣湯麺を食べた感想

ここ最近ずっとインスタントの袋麺を食べた感想ばかりを書いてきたが、たまにはカップ麺を食べた感想も書いてみようと思う。今回食べたのは 日清食品の麺職人シリーズの酸辣湯麺(サンラータンメン)

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日清 麺職人 酸辣湯麺 @ 楽天市場

カップ麺の良い所はこのようにちょっと変わり種のラーメンが手軽に楽しめる所だと思う。酸辣湯麺なるラーメンはこれまで過分にして聞いた事がなかったのだが、文字を見るにおそらく酸っぱかったり辛かったりするのだろう。

作り方は特に変わった所はなく、かやくを麺の上にあけ、お湯を注いで4分たったらスープを入れてかき混ぜればできあがり。

麺職人という名前なので麺はどんなもんかと期待してみれば、生麺っぽい食感のノンフライの細麺である。まるで素麺のような細さなので特に細麺が好きだという人でもなければ特筆して旨いという程ではないだろう。

スープは予想どおり、お酢の酸味に唐辛子などの辛味を足した面白い味で、どことなく東南アジアっぽい雰囲気がある妙にクセになりそうなスープだった。具は掻き玉子にシイタケ、ネギ、キクラゲと中華の定番が入っているが、これが鶏肉や香菜だったらより東南アジアっぽい感じになるような気がする。

総評としてはスープは実に面白いという感じではあるが、すぐにまた食べたくなるという程でもなく、太麺好きの私としてはもう一度食べたくなるような味ではなかった。酸辣湯麺という新しい味を提供したという点では評価して良いと思うが、それ意外に特に評価する点は見つからないだろう。

濃厚なスープが旨い! サッポロ一番 担々麺

マルちゃんの正麺 にはまってからというもの、日清ラ王 とか 明星チャルメラのちゃんぽん とかほぼ毎日インスタントラーメンを食べているわけなのだが、そろそろ変わり種のラーメンも食べたくなって、サッポロ一番の担々麺を買って食べてみた。

こちらのラーメンは生麺のような食感の正麺とは違って普通の揚げ麺なので麺はあまり美味しくない。以前はこれでも十分に美味しく食べられていたはずなのだが、正麺のせいで変に舌が肥えてしまったのかも知れない。

しかし特筆すべきはそのスープである。正麺シリーズが基本オーソドックスな味付けのスープしか出していないのに比べて、こちらは袋麺でありながら担々麺という異色さ。ゴマのまったりとした味わいと香り、豆板醤やラー油の辛味に山椒がピリっと効いて、袋麺のスープにしては濃厚な味わい。

カップ麺とは違ってそぼろ肉やチンゲン菜などの薬味は自分で用意しなければならないが、インスタント麺にそこまでこだわる必要もないので、細かくきざんだウインナーにもやしを添えれば手軽に「それっぽい味」になる。

ただなんと言ってもやはり麺が残念だ。はっきり言ってスープに大敗している。「サッポロ一番」という昔から食べ慣れた麺のはずなのだが、定番の塩ラーメンならともかく、担々麺の濃厚スープにはまったく合わない。かと言ってこのサッポロ一番の味はずっと守っていってもらいたいし、発売元であるサンヨー食品さんには、サッポロ一番とは別に生麺に近い食感のインスタント麺を発売してもらって、そちらのシリーズとして担々麺を出してもらえないだろうか。

日清ラ王 袋麺 味噌味を正麺と比べてみた

マルちゃんの新しいインスタントラーメン「正麺」の大ヒットを受けて、きっと他のメーカーも黙ってはいないだろうと思っていたけど、日清がさっそく対抗商品を出してきた。

いまのところバリエーションはこの味噌味の他には醤油味だけだが、日清の高級カップ麺の代表である「ラ王」の名前をつけてくるとは、日清はかなり本気で勝負をかけてきているのだと思われる。

ならば食べ比べてみようと早速味噌味を買って食べてみた。なぜ醤油味にしなかったのかと言えば、正麺はそれまでの生麺タイプ麺の主流だった細いちぢれ麺とは違い、太いストレート麺だというのが私のお気に入りポイントで、正麺の味噌味はなかでもしっかりとした食感が味わえる見事な太麺だからだ。ラ王の麺がこれにどこまで肉薄できているのか…

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日清ラ王 袋麺 味噌味 @ 楽天市場

麺は正麺の勝利

やはりラ王の麺はこれまでの生麺タイプ麺の領域を今一歩という所で抜けだせていなかった。正麺がかなり生麺のもっちりとした食感に近づいているのに対し、ラ王は太さについては健闘しているものの、ニチャニチャとしたいかにも加工された麺ような食感がわずかにだが残っていた。もちろんこれはこれでおいしいと感じる人もいるだろうが、特に目新しさはなく、新しいファンはつかないように思う。

スープは引き分け

もともと味噌ラーメンは味に個性を出しにくいというのもあるが、両社ともオーソドックスな味付けである。「ラ王」という名前はついているものの、カップ麺のラ王ように脂分の多いこってりとした味付けという訳ではない。むしろこれをベースにいかに自分好みの味付けに近づけるかというのがカップ麺には無い袋麺ならではの楽しみ方だと思う。というわけでスープは引き分け。

結論

結論として私は正麺に軍配を上げる。ラ王は正麺に比べて麺に工夫がなく、正麺がヒットしたから慌てて出したという感じが否めない。正麺の技術をパクったりしてそのまま同じものを出さない潔い態度は認めるものの、企業努力という点についてはいまひとつと言ったところだろう。

まあ正麺が大ヒットしたと言っても、即席麺最大手である日清食品全体のシェアをおびやかすという程にはならないと思うので、日清には今後も昔ながらのインスタントラーメンを丁寧に作っていく事に力を注いで欲しい。考えてみれば日清食品ってインスタント麺の細かい各ジャンルでは業界1位の座を他社ブランドに受け渡していながら、2位の座を着実に維持して社全体の売り上げを確保しているように思う。そういう意味ではこのやり方こそが日清ならではの企業努力なのだと言えるのかもしれない。

明星チャルメラ ちゃんぽん はやっぱり旨い!

半年ほど前にマルちゃんの正麺 醤油味にはまって以来、味噌味・豚骨味・塩味と正麺シリーズばかり食べてきた私だが、ひさびさに普通のインスタントラーメンが食べたくなって チャルメラ ちゃんぽん を買って食べてみた。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
明星チャルメラ ちゃんぽん @ 楽天市場

なぜちゃんぽんかと言うと、私は太麺が好きだという事に加えて正麺シリーズのクセの少ないスープに飽きがきていたという事もある。その点このチャルメラ ちゃんぽんは、油揚げめんにしてはしっかりとしたコシのある太麺と、豚骨と鶏がらと魚介のエキスのしっかり効いたスープ、それに野菜をたっぷりと煮込んで食べれば、インスタント麺にしては結構な豪華さと食べごたえが実現できるのだ。

ちなみに私はたっぷり入れた野菜から水分がでて味が薄まってしまわないように、麺を茹でる水の量は標準の500mlから50ml引いて450mlにしている。そしておろしにんにくをたっぷり入れて軽くこしょうを振り、トッピングとして焼き海苔を何枚か載せれば完成である。本当はエビやイカなどの魚介類も具材に入れたいところだが、インスタントラーメンでそこまでは贅沢できない。

しかし自分で言うのもなんだが、いくら安くて旨いからと言って最近インスタント麺を食べ過ぎているような気がする。でも旨そうなラーメンを見つけてしまうとついつい食べてみたくなっちゃうんだよなあ…。

マルちゃん 正麺 塩味を食べてみた

半年ほど前にマルちゃんのインスタントラーメン、正麺 醤油味を食べて以来このシリーズにはまって、おおげさでなくほぼ毎日必ず正麺を食べている私だが、このあいだスーパーに行ったらなんと マルちゃん正麺 塩味 という新しい製品が発売されていた。東洋水産の公式サイトで確認したら2012年8月6日の新発売と書いてある。

当然購入して食べてみたわけだが、ほぼ予想通りというかそれ以上でも以下でも無いというのが正直な感想だ。麺は醤油味と同じ太さの3分ゆでタイプ。スープはチキンエキス・野菜エキスと鰹・昆布出汁をあわせたオーソドックスなあっさり塩味。まったく奇をてらった所がないので飽きることなく食べられるだろうが、私が既に正麺を食べ過ぎているせいもあって正麺を初めて食べた時のような感動はなかった。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルちゃん 正麺 塩味 @ 楽天市場

個人的にはスープがあっさりタイプなので、キャペツやもやしなどの野菜をトッピングとして入れる場合には野菜から水分が出てスープの味が薄まってしまう印象がある。夏場で汗をかいて身体が塩分を求めているような時には水の量を加減した方がおいしく食べられるだろう。

しかしこれで醤油・味噌・豚骨・塩とラーメンの定番の味が全て揃ったことになる。個人的にはラーメンは醤油と味噌が昔からお気に入りで、細麺の豚骨とあっさり味の塩味はもともとあまり好みではない。だが本当に好きなのは、太いストレート麺と豚骨と鶏がらをふんだんに使った豚骨醤油スープの組み合わせのいわゆる横浜家系ラーメンなので、すでに家系のブームは過ぎたかも知れないが東洋水産にはぜひ太麺の豚骨醤油味も発売していただきたい。家系ラーメンは好みの別れるラーメンなので、売れる売れないで言えば微妙なラインかも知れないが、きっと私も含めて固定して買い続けるファンは少なくないと私は思う。

マルちゃん 正麺 醤油味を食べてみた

最近スーパーに買い物に行くたびに気になっていたインスタントラーメンがあった。金色の目立つパッケージに大きく正麺と書かれた、”マルちゃん 正麺” である。なんでもテレビCMで話題となっていたようだが、テレビを見る習慣のない私はそんな事はまったく知らず、近所のスーパーで安売りセールをやっていたので購入して食べてみた。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルちゃん 正麺 醤油味 @ 楽天市場

普通に旨い。いやインスタントとしては抜群に旨い。麺は生っぽい食感なのに生タイプ麺によくあるような細めんではなく、しっかりと食べ応えがある。スープも昔ながらの醤油味という感じで、近所によくある中華食堂のラーメンは昔はこういう味だったと思う。ちなみにネットでは微妙な評価が多いみたいだ。なんでもテレビCMで期待値を上げすぎたという意見を述べている人がいたが、まったく先入観の無い状態で食べた私は大満足である。

他に良い点は、パッケージが高級感を出している割に別に値段設定が普通であるという事。あとは普通の油揚げ麺にくらべてカロリーが低めなので、毎食食べても太る心配がないという所だろう。一発で気に入ってしまった私は、安売りしてるうちに買っておこうと、醤油味をもう一つに加えて味噌味や豚骨味も買ってしまった。これからしばらくインスタントラーメンを食べる生活が続くだろう。