風呂剃りOK!な電気シェーバー Panasonic ラムダッシュ 人気商品でしかも安い

私はこれまでずっとヒゲソリに関しては替刃式のT字カミソリ派だったのだが、替刃を定期的に交換しなければならない点が面倒な上にコスト面でも馬鹿にならないので、ネットで売れ筋の電気シェーバーを探して試しに購入してみた。

購入したのは Panasonicのラムダッシュ。なんでもお風呂でヒゲを剃る割合の多いT字カミソリ派を取り込むために、お風呂でも使用できる様に防水設計が施された電気シェーバーなのだとか。確かに入浴中はヒゲも柔らかくなっているし、プレシェーブローションなどを使わなくても石鹸を泡立ててさっとヒゲを剃って、さっと顔を流すだけで綺麗にヒゲが剃れて肌にも優しいと思う。お風呂でヒゲを剃る人は比較的ヒゲの薄い若い人に多いらしい。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
Panasonic ラムダッシュ @ 楽天市場

メーカーの思惑通り、私自身も含めたT字カミソリ派に好評なのか、このラムダッシュは今一番売れている電気シェーバーのようだ。某価格比較サイトでもおおむね高評価で、何より価格もそれほど高くない。

さて実際に購入して試した感じとしては、風呂剃りはほとんどT字カミソリと違和感なく使えることができ、肌にも優しく深剃りも問題なくできる。難点としては使用後に毎回洗浄し、刃を外して乾燥させなくてはならない点だろうか。購入直後の現在はそういう手間も楽しんで行っているが、次第に面倒くさくなるかもしれない。逆にT字カミソリのように替刃の交換時期を考慮しなくても良い点では楽になったと思う。

次に洗面所でまったく何もつけずに乾燥した肌を剃る、いわゆるドライ剃りを試してみた。こちらはT字カミソリのような感覚で剃ることはできず、時間をかけて丁寧に剃らないと深剃りはできないし、深剃りした後は少し肌がヒリヒリする。ドライ剃りの方は週に一回程度、清掃するだけで良いので一番手間がかからない。ただしプレシェーブローション等を使うとそれだけ清掃頻度は増えると思う。結論として、肌への負担を考えるなら風呂剃りの方が良く、手間が楽なのはドライ剃りと言ったところだろうか。

さてT字カミソリに比べてイニシャルコスト(初期費用)が高い電気シェーバーだが、ランニングコストはどちらが安いだろうか。電気シェーバーも定期的に刃の交換が必要で、ラムダッシュの場合は1年に一度外刃を、2年に一度内刃を交換しなければならない。

仮にラムダッシュを3年使用したと考えると、以下のようになる。
ラムダッシュ本体 + 外刃x2 + 内刃x1 = 3年間のランニングコスト

これを現在の価格を参考にして計算してみると、おおよそ以下のようになる。
ラムダッシュ本体(6500円) + 外刃(2600円)x2 + 内刃(2000円)x1 = 13700円

次に “ジレット フュージョン プログライド” を2週間に一度替刃を交換したと過程した場合のランニングコストは以下のようになる。なお1年は52週間、3年で156週間で計算する。
本体(替刃一個付き、1000円) + 替刃8個入り(2200円)x10(156÷2÷8=9.75) = 23000円

その差は、9300円である。

もちろん商品価格は時期によって変動するし、電気シェーバーは電気代もかかるし、一つの替刃をもっと長く使えばこの差は縮めることはできるだろう。しかし約1万というランニングコストの差は、私も実際に計算してみて驚いた。これまでは感覚的には「もしかしたら電気シェーバーの方が安いんじゃないかな」程度の認識だったからだ。もっと早くに気づいていればよかった。

もちろんT字カミソリには電気シェーバーにない良さがある。風呂場で綺麗にヒゲが剃れた時の気持ちよさは女性には解らない快感であろう。このラムダッシュは風呂剃りができる電気シェーバーなので、それに限りなく近い体験ができるにはできるが、それでもたまにはT字カミソリを使ってみたくなるような気はする。今後はラムダッシュメイン、たまにT字カミソリという使い方をしていこうと思っている。

なおこのラムダッシュは、比較的若い層をターゲットにしているからか、なんと赤いバージョンも発売されている。さすがに私は赤い電気シェーバーを使うほど若くはないのでオーソドックスな黒を選んだが、気持ちが十分に若い人は赤を選んでみてはどうだろうか。