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エスビー食品のマジックペッパーソルトで作るジャーマンポテトが超絶美味い件

まずマジックペッパーソルトとは一体何かという話だが、数種類のスパイスをミックスしたものに岩塩を加えた、いわゆるスパイスミックスである。以前から私はマジックソルトと言う名前の、数種類のハーブをミックスしたものに岩塩を加えたハーブミックスを愛用していたのだが、今回スパイス中心にブレンドされたこちらのマジックペッパーソルトも買って試してみようと思った次第である。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
S&B マジックペッパーソルト @ 楽天市場

ある程度料理が好きな人ならクレイジーソルトという商品の名前を聞いた事があるだろう。クレイジーソルトを作っているのはアメリカのメーカーだが、マジックソルトおよびマジックペッパーソルトは日本でおなじみのエスビー食品がフランス料理の三ツ星シェフの監修を受けて作っている。

マジックペッパーソルトにブレンドされているスパイスは、ブラックペッパー・ホワイトペッパー・グリーンペッパー・チリペッパーなどの胡椒類を中心に、トマトパウダー・陳皮・フライドオニオン・ごま・ガーリックなどである。胡椒の香りがぴりりと効いて、肉料理や赤身の魚料理、カルボナーラなどのクリーム系パスタ、そしてジャーマンポテトに良く合う。

特にジャーマンポテトに軽く振りかけて食べるとこれが超絶美味い! いや私は普段あまりジャーマンポテトを作らないのだが、袋の裏面に簡単なレシピが書いてあったので試しに作って食べてみたら超絶美味かったという話である。ちなみに私はジャーマンポテトのポテトは潰さずに形がそのまま残っている方が好みである。

ご飯のおかずにポテトはちょっとアレだけど、ビールやチューハイのおつまみにすると胡椒の程よい辛さが良い感じに美味いのでぜひお試しあれ。

サントリーチューハイ こくしぼり 芳醇ぶどうを飲んだ感想 確かに芳醇だが期待以上ではない

前回のこくしぼりの記事に引き続き、期間限定商品である「こくしぼり 芳醇ぶどう」のレビューをしてみたいと思う。

結論を先に言うと確かに期待どおりぶどうの芳醇な味わいがする。だがそれだけでチューハイとしては甘すぎて美味しいとは言い難い。アマゾンのレビューに「昔懐かしいぶどうジュースの味」という表現があるがまさにそんな感じである。

普段あまりお酒を飲まない女性なんかには良さそうであるが、定番商品として定着はしなさそうである。だからこその期間限定商品なのかも知れない。結局果実系のチューハイはどうやっても柑橘類に落ち着いてしまうのだろう。唯一の例外としては梅チューハイがあるが、梅果汁たっぷりにするとコストがかかりそうだ。

話はこくしぼりの芳醇ぶどうに戻るが、ぶどうのチューハイを飲むくらいなら私は素直にワインを飲みたい。

サントリーのこくしぼりの方がキリンの本搾りよりどう考えても美味いと思う件

まったくもってタイトル通りの話なのだが、単純に好みの話なのでキリン関係者および本搾りファンの方はどうか怒らないで欲しい。

こくしぼりが発売される前は私も本搾りを愛飲していた。最近はアルコール度数の高い辛口のストロング系チューハイが人気のようだが、私の場合アルコール度数の高いお酒を飲みたい時はワインを飲む。チューハイを飲むのは翌日の事も考え軽めに飲みたい時だから、アルコール度数もほどほどで果汁感の高い本搾りはお気に入りの一つで、お酒を飲む日の買い物もわざわざ本搾りの置いてあるスーパーへ行くほどだった。

だがそんな私と本搾りとの蜜月もこくしぼりが発売されるに至り終わりを告げた。どう考えても本搾りよりこくしぼりの方が圧倒的に美味い。こくしぼりを一度知ってしまった後に本搾りを飲むとウォッカのアルコール臭さが気になってもう飲めない。特に一番ダメなのはレモンの本搾りなのだが、原材料となるレモン果汁はいったいどこから輸入しているんだろうか? さらにつけ加えるとモンドセレクションとかいう審査基準のあいまいな賞を(しかも銀賞)広告宣伝に利用している点も気に入らない。理屈ではない、とにかく私は本搾りを飲むのはもう嫌になったのだ。

そして私はこくしぼりの置いてあるスーパーに買い物に行くようになるのだが、行く度にいつも売切れてる。本搾りも売っていてそちらは売れ残っているが、こくしぼりの特にレモンライムは必ず売切れてる。代替として本搾りを買うなんて事は私のこくしぼりに対する信仰心が許さない。全国規模ではどちらが売れているのか知らないけど、この店舗に関してはこくしぼりの方が圧倒的に売れてるんだから、本搾りの陳列を減らしてこくしぼりを増やせよ! つか24時間営業だからって深夜だけでなく昼間もこまめに品出しをしろよ!! こうしてかつて本搾りを愛飲していた私は、嫌いを通り越して本搾りを憎悪するまでになったのだった。

サッポロ一番 贅の極み 雲丹らーめんを食べた感想 思っていた以上にウニだった

サンヨー食品のカップラーメン「サッポロ一番 贅の極み 雲丹らーめん」を食べてみた。

スパゲッティのソースならともかく、ラーメンのスープにウニとはこれまで過分にして聞いた事がない。しかしその味を想像するにきっと美味しいであろう確信があったので、カップラーメンにしては少しお高いが試しに買って食べてみた。

食べてみるとこれが想像以上にウニっぽい味がして実に美味い。スープはチキンとポークの出汁にほんの少しウニ風味を加えてクリーミーパウダーで粘度を上げているだけなのだが、これが実にウニらしい味を再現できている。ラーメンのスープではなく単品のスープ料理として出されても良いくらいの仕上がりだ。

それに対して麺は少々がっかり。スープにコストをかけすぎたのか、どこにでもある普通の油揚げ麺だ。

具というかトッピングとして、「雲丹そぼろ」という感想させたウニっぽいそぼろが入っているが、こいつもなかなかウニっぽい味を再現できている。

結論としては「なかなか面白い味だった」。とにかくウニ風味のスープがすごく美味いので、ラーメンを食べた後にご飯をいれてラーメンライスにして食べたらすごく美味いと思う。またぜひ食べたいと思うが、値段が微妙に高いのですぐに生産されなくなるんだろうな…。

いなば とりそぼろとバジル タイガパオを食べた感想 すごく辛いがご飯には良く合う! まるで食べるラー油!?

いなば食品の缶詰、とりそぼろとバジル タイガパオ を食べてみた。バジルだなんて名前がついているからまるでオシャレなイタリア料理の様な味を想像する人もいるかも知れないが、ところがどっこい匂いも強烈ながっつりしたタイ料理である。

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いなば とりそぼろとバジル タイガパオ @ 楽天市場

とにかく辛い、臭い、そして旨い。その辛さは同じいなば食品のタイカレーシリーズなんて目じゃないほどで、辛い食べ物が大好きな私でも辛いと思わざるを得ないほどだ。辛い食べ物が苦手な人は食べない方が良いだろう。そして匂いだが、缶を開けた途端ににんにくの匂いが鼻をつく。温めたり、ご飯に載せたりするとさらに匂いは強くなる。

だが旨い。味は醤油で甘辛く煮た日本のとりそぼろを想像してはいけない。少し前に流行った「食べるラー油」にとりそぼろを入れて、タイ風の味付けをしたようなものを想像した方が近い。缶詰1個の内容量は75gとぱっと見は少量だが、これだけでどんどんご飯がすすむ。というか大量のご飯と一緒でないと辛すぎてとても食べられないのだ。

辛いのはあまり得意でないという人には、スクランブルエッグと絡めたり、オムレツの具として中に入れて食べると良いかも知れない。

中華料理の定番ミックススパイス、五香粉(ごこうふん)。これが意外と日本のラーメンにも良く合う

最近色々なハーブやスパイスを試しているが、その中でも「これは!」と思うヒットがこの 五香粉(ごこうふん、ウーシャンフェン) だ。

五香粉とは、桂皮(シナモン)、丁香(クローブ)、花椒(カホクザンショウ)、陳皮(チンピ)、小茴(フェンネル)、大茴(八角)、など中華料理には欠かせない主要な香辛料の粉をミックスしたスパイスで、魚や肉料理の下ごしらえや炒め料理の香りづけなどに良く使われる。名前に「五」と付いてはいるが、ブレンドされるスパイスは五種類とは限らない。

独特な香りなのでこればっかりは実際に使って見てもらわないと言葉だけで説明するのは難しいが、麻婆豆腐や回鍋肉など家庭で作る中華料理がこれを少し振るだけで「それっぽく」なる。ただしたくさん振ってしまうと、香りが強すぎてしまうので注意が必要だ。

だが、私はふと思った。中華料理に実に良く合う五香粉だが、日本人の味覚に合わせて独自の進化を遂げた日本のラーメンには果たして合うだろうかと。

結論から言うとあっさり系の塩ラーメンや普通の醤油ラーメンには合わない。しかしこってり系の豚骨醤油ラーメンや味噌ラーメンにはこれが意外と良く合う。特に豚骨醤油ラーメンは私が元々好きというのもあるが、五香粉を少し振るだけでまた一味違う雰囲気となって実に旨い。初めは豚骨の臭みを消すからかなとも考えたが、普通の豚骨ラーメンで試すとこれがあまり旨くない。

ちなみに本場中国のラーメンの一種である排骨麺(パイコーメン)では肉の下味に五香粉を使うので、ラーメンに五香粉が絶対的に合わないという事はないと思われる。きっと味噌ベースの担々麺にもすごく合うに違いない。

ラーメンが好きな人はぜひ一度お試しあれ。

日清焼そばU.F.O 甘口コクうまソース焼そばを食べた感想 ソース甘すぎ、だが腹はふくれる

日清食品の「日清焼そばU.F.O. 甘口コクうまソース焼そば」というカップ焼きそばを食べてみた。

私は基本ペヤング派なのだが、今はペヤングが手に入らないので他社の焼きそばも色々と試している。その中でもUFOはあまり好みではないのだが、新製品という事で食べて見たらびっくりした。

「甘口コクうまソース」は伊達じゃない。とにかく甘い、そしてねっとりと麺に絡みつく。オニオンとにんにくの香りも強く、初めて食べると一口目でむせ返りそうになる。麺はかなり太くて食べ応えがあり、甘すぎるソースと併せて、大げさに言うなら焼きそばというよりパスタと言った方がしっくりくるような気さえする。少なくともペヤングの様ないかにもなカップ焼きそばの味を期待して買うべきではない。

旨いか不味いかで言うなら、不味くはない。でも素直に旨いとも言えない。食べ応えいっぱいでお腹はふくれるので、子供や若い人はすごく好きになりそうな気がする。ちなみにカロリーは 535kcal。

マルタイ 熊本黒マー油とんこつラーメンを食べた感想 焦がしニンニクの香りがやみつき!

マルタイのインスタントラーメン、熊本黒マー油とんこつラーメン を食べてみた。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルタイ 熊本黒マー油とんこつラーメン @ 楽天市場

私は密かに、マルちゃん正麺を火付け役とするここ最近の生麺タイプインスタントラーメン流行のルーツが、マルタイの棒ラーメンにあると思っている。マルちゃん正麺もマルタイの棒ラーメンも、昔ながらの油揚げ麺とは違い、そばやうどんの乾麺の様に麺を乾燥させて作られたものだからだ。そしてマルタイの棒ラーメンにはストレートの細麺しかなかったのだが、乾燥方法などに改良を加えて、太麺やちぢれ麺の乾麺を作れるようになったのがマルちゃん正麺だと思っている。

という訳でストレート細麺の棒ラーメンは、醤油や味噌味には合わないがとんこつ味にはとても良く合う。しかもマルちゃん正麺をはじめ他社のインスタント袋麺には無難でオーソドックスなとんこつ味しかないが、とんこつ味だけでも何種類もレパートリーがあるマルタイの棒ラーメンの中でも特に人気なのがこの「熊本黒マー油とんこつラーメン」である。

肝心の味はといえば、おろしニンニクをラードと植物油で焦げるまで炒めた黒マー油の香りがかなり旨くてやみつきになる。生のおろしニンニクとは香ばしさが違う。またラードの脂がとんこつスープにまろやかなコクを与えてこれもまたやみつきになる。私は上の方で棒ラーメンの麺について長々と説明をしているが、この商品の主役ははっきり言って黒マー油入りのスープである。棒ラーメンの細麺も旨いけど、なんなら麺よりもご飯をぶっこんで食べたくなる旨さである。一度食べればかなりの確率でやみつきになるので、できれば買いだめしておきたいラーメンである。

マルちゃん おそば屋さんの鴨だしそばを食べた感想 寒い冬の夜には鴨のだしがしみる

東洋水産のインスタントカップそば、マルちゃん おそば屋さんの鴨だしそば を食べてみた。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルちゃん おそば屋さんの鴨だしそば @ 楽天市場

以前同じ東洋水産の マルちゃん 正麺 鴨だしそば を食べたレビューを書いたが、今回は袋麺ではなくカップそばの方のレビューである。こちらは正麺と違い麺は昔ながらの油揚げ麺で、油揚げ麺と言えば少しぼそぼそとした食感と麺に残った油がつゆにしみ込むのが特徴だ。正直これを蕎麦と呼んで良いかどうか解らないが、焼きそばと実際には焼いていないカップ焼きそばの関係と同じで、これはこれで時々無性に食べたくなるおいしさがある。

麺つゆに関しては正麺のつゆとほとんど変わらないと思うが、油揚げ麺の油が染みだしているせいか正麺のつゆよりも若干甘く濃口に感じる。何日も続けて食べると飽きるだろうが、寒い冬の夜の夜食にたまに食べると温かい麺つゆと鴨のだしが体にしみてめちゃくちゃ旨い。

かやくは小さな鶏のつくねとかまぼこと乾燥ねぎが入っている。特につくねが上手いが、よくあるカップそばの天ぷらに比べると少々さみしい感じもする。少し手間をかけられるなら油揚げを半分に切って湯煎で余分な油を落としたものを具材に加えて食べるとちょうど良い感じにお腹も満足するだろう。

サッポロ一番xいなば チキンとタイカレー味グリーンカレーヌードルを食べた感想 ココナッツ臭はすごいがスープは意外と薄味

サンヨー食品といなば食品のコラボレーションによるカップラーメン、「チキンとタイカレー味グリーンカレーヌードル」を食べてみた。

2程前に発売されてから早くも缶詰コーナーの定番商品となりつつある、いなば食品のチキンとタイカレーの味を再現したカップラーメンである。

ふたを開けるだけでたちまちココナッツミルクの甘い香りが拡がり、食べる前からいかにもタイカレーという雰囲気が漂うが、お湯を注いで3分待ってから実際に食べてみるとスープが割と薄味で、良く言えばあまりクセが無い、悪く言えば思っていたよりも無個性な味である。

おそらく昔からあるカレーヌードルよりも味そのものは薄いだろう。粘度が低く、麺をすべて食べた後にスープを飲むのにもあまり抵抗がない。逆に言えば、この手のカップラーメンの楽しみの一つである麺を食べた後のスープにご飯を入れてカレーライスとして味わう楽しみはあまりない。

これは完全に好みが解れる所だと思うが、私は少々物足りない感じがした。リピートしても飽きのこない味を狙ったのかも知れないが、チキンとタイカレーを始めた食べた時の様なインパクトに欠ける。

個人的には輸入スーパーなどで昔から売っている、麺はチープだがいかにもタイカレーという味がするyum yum のタイグリーンカレーヌードルをお勧めしたい。