部屋の電気をLED蛍光灯に変えてみた感想

私の部屋の電灯は直管の20型蛍光灯が3本なのだが、タイミング良くそのうちの2本が同時に切れたので、この機にLED蛍光灯に交換してみた。購入したのはREUDOという新潟にある会社が販売しているこちらのLED蛍光灯だ。

REUDO 直管形LED蛍光灯20形 昼白色 10W 1100ルーメン 2年保証 @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
直管形 LED蛍光灯 @ 楽天市場

販売会社は日本の企業だが、値段から考えれば製造はおそらく中国だろう。まあ従来の蛍光灯より構造が複雑とはいえ学習用の組み立てキットが販売されている程度なので、使用している部品の品質はともかく製造メーカーを日本企業にこだわる必要はまったくない。そもそも従来の蛍光灯に比べて製品寿命が大幅に伸びるLED蛍光灯は、品質が良ければ良いほど市場が縮小していくジレンマに陥っているので日本製でも大手企業はほとんど参入していない。

そんな私が今回の商品を選んだポイントは、まず私の部屋の電灯に合う規格である直管20形であるという事はもちろんだが、色温度のそれほど高くない昼白色であることと、なおかつそれなりに明るいこと、最後に国内の販売会社が2年保証をうたっている事だ。製造は中国でも良いけど保証がないのは困る。

たとえば日本製のLED蛍光灯が本当に中国製より長寿命だというならメーカーは5年保証とか10年保証を付けて販売すべきだと思うし、それなら私も多少高くても日本製を買う。それができない理由は、中国メーカーが「2年保証をつけた上で2年以内に壊れた商品は交換すれば良い」という発想であるのに対して、日本メーカーは「もし5年保証をつけて5年以内に商品が壊れると企業イメージが悪くなる」という発想であるからだ。消費者も日本メーカーを信頼してるからこそ値段が高くても納得して買うのだし、その信頼が損なわれたら誰も日本製の商品を買わなくなる。

でも工業製品である以上どこの国で作っても不良品は混じるし壊れる時は壊れる。なので私は高いお金を出して日本製という漠然とした信頼を買うより、保証というシンプルにして健全な契約を提示してくれる海外のメーカーの方が安心できるのだ。壊れたら交換を前提に「最低でも2年は使えてこの値段」と、「高いしおそらく何年も使えるだろうけど運悪く壊れたら1年しか保証がない」では圧倒的に前者の方が精神的負担が少ない。

話がだいぶそれたが、LED蛍光灯に変えてみた感想は「従来の蛍光灯と比べてすぐ点いて良い」くらいしかない。電気代が安くなるというのは事実として蛍光灯2本変えた程度では微々たる変化だし、あとは商品寿命がどれだけ持つかどうかという話になるのでこの機に国内メーカーに対する不満を書いてみた。本当に品質に自信があるなら「保証」という形で示して欲しい。電気屋の延長保証とか入って日本製を買ってる人って結局日本製を信頼してるんだかしてないんだかよく解らない。