日産ティーダのバッテリー交換

ある朝、我が家の愛車である日産ティーダのエンジンがかからなくなってしまった。さっそく日産のサービスマンを呼び、車をみてもらうと「バッテリーが上がってますね」ということでバッテリーを交換することに。

2ヶ月ほど前の定期点検でのバッテリーのチェック項目で「次回の点検まで問題ありません」とか言っていたのにこのざまかと思ったが、もともと私は日産車の電装系をまったく信用していないので(日産車を選んだのは私ではない)、まあこんなものかと思いつつ仕事があったので交換手続きを家族にまかせておいた。

すると料金はバッテリー交換工賃込みでなんと約3万円!!
(カーショップで安いバッテリーを買って、自分で交換すれば1万もかからない)

ディーラーでの部品交換は割高なものだと言ってもこれはいくらなんでも高すぎだと思い、交換されたパーツの型番でネット検索をかけてみると、なんでも最近の省エネ車には「オルタネーター回生制御」とかいう燃費を向上させるための充電制御機構が備わっていて、それに対応したバッテリーでないとバッテリーがすぐに駄目になってしまうという事らしい。

ただ問題はその専用の割高なバッテリーもあまり長持ちせずに2~3年で駄目になってくれるので(今回は新車で購入して2年2ヶ月、通常ならばバッテリーは5年は持つ)、そのオルタネーター回生制御とやらで燃費が向上してもバッテリーの交換代がかかってしまっては意味が無いという事だ。バッテリーを2年に一回交換してそのつど3万円かかるなら、年1万5千円以上燃費が向上しないとユーザーには恩恵が無いことになる。通勤などに毎日自動車を利用する家庭ならともかく、休日などに利用する程度のユーザーではバッテリー交換費用だけがかさんで良い迷惑だ。ついでにいえばバッテリーの製造・運搬コストを考えれば多少の燃費が向上したとしてもエコでも何でもない。完全にカタログスペックでの燃費向上だけを狙ったメーカーの自己満足機能である。それでいて消耗品であるバッテリーはメーカー保証対象外だからなおさら腹が立つ。

まったく不愉快だが、オルタネーター回生制御を搭載している最近の日産車はバッテリーがすぐ駄目になるという事を知ってしまった以上は自衛手段を考える他ない。いちおう調べてみると、日産純正でなくとも充電制御機構に対応したバッテリー専業メーカーの高性能バッテリーの価格相場がだいたい1万円前後みたいだったので、今度バッテリーが上がったら家族にまかせず自分でそちらを購入して交換しようと思う。※購入時にはバッテリーサイズを要確認、ティーダの場合はたいてい 34B19L / 46B24L / 55B24L の内のどれかだと思われる。

カーバッテリー 充電制御車対応 @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
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