ストライクウィッチーズ劇場版を観た感想

ストパンの劇場版をBDで観た。

TV版第2期終盤での活躍により、欧州に一定の平和を取り戻した代償として魔法力を失った宮藤のもとに、軍人一家に育った生真面目な新人ウィッチ服部が迎えに来るという所から物語は始まる。ネタバレはできないのでかなり大雑把にいうとすったもんだあったあげく、みんなで力を併せてがんばる! という展開になるのだが、ぶっちゃけ本筋のストーリーはそれほど面白くなかった。

もともとキャラクターの多いストパンシリーズで、501統合戦闘航空団のおなじみのメンバー達だけでなく他の航空団のメンバー達も登場するので、それらのキャラクターの簡単な紹介というか顔見せの部分がかなり部分をとっているからだ。1時間半強という時間では主役の芳佳と今回の準主役の服部以外にはあまりスポットライトがあたらず、物足りないというかお気に入りのキャラがあまり目立っていないという不満を持つファンも多いのではないかと思う。

なので劇場版というだけで壮大なストーリーとか細かい感情描写とか期待してはいけない。芳佳ファン以外の方は、お気に入りのキャラの大活躍を期待してもいけない。どちらかというと第1期・第2期を観てくれたファンに対するサービスと、ついでに円盤も売って新キャラいっぱい出してこれまで出した関連本やフィギュアとかのグッズが売れればいいなという商売人根性が生み出したスペクタクルだと思えばいい。

まあこのBDを買うような人は様子見とかせず有無を言わずに円盤を購入していると思うので、わざわざここでオススメとかする必要もないと思うが、レンタルが解禁されたら見ようと思っている人はあまり期待せずに観た方が良い。