シザーハンズを観た

かなり以前に観た事があるが、久しぶりにシザーハンズを観た。

人造人間というアイデアはフランケンシュタインの怪物の影響だと思うんだけど、両手がはさみって発想がすごいと思う。何気にこの映画の前にフランケンウィニーっていうフランケンシュタインをモチーフにした映画を撮っているから、その時からこの作品の構想はあったんだろうか。

あとは主演のジョニー・デップが若い。監督のティム・バートンいわく「箸にも棒にもかからない程に下手な役者」であると同時に、「自分の枠を突き破ろうとする意欲のある役者」だったらしい。

画像はエドワードが植木を刈り込んで人の形を作ってるところだが、野暮な事を言えば足元まで葉が生える植木は無い。ファンタジー作品でこういう所に突っ込みを入れるのはよくないのだが、やはりどうしても気になってしまった。ファンタジー作品は夢を見させてくれるものだと思うのだが、大人になるとちょっとした事が気になって夢から覚めてしまうのはとても残念に思う。