S&B 噂の名店 半蔵門 プティフ・ア・ラ・カンパーニュ 欧風ビーフカレーを食べた感想 しっかりと炒め煮込まれた玉ねぎのコクと甘みが美味い

エスビー食品の「噂の名店シリーズ」のカレーを食べるのは久しぶりとなるが、今回「噂の名店 欧風ビーフカレー」というレトルトカレーを食べてみた。

S&B 噂の名店 半蔵門 プティフ・ア・ラ・カンパーニュ 欧風ビーフカレー @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
噂の名店 欧風ビーフカレー @ 楽天市場

こちらは東京千代田区の半蔵門駅の近くにある「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ(※フランス語で”田舎家の暖炉の小さな火”という意味)」という欧風カレーの有名店の味を再現したという事になっている。私はこちらの店のカレーを食べたことはないが欧風カレー好きとして結構な期待を持ちながら食べてみる。

一口食べてみて出た感想は「こりゃ美味い」である。形が完全になくなるまでしっかりと炒め煮込まれた玉ねぎのコクと甘み。飴色になるまで炒めた玉ねぎをカレーに入れると美味しいというのは今や誰でも知っている事と思うが、それをここまで前面に押し出したレトルトカレーというのは珍しいのではないか。家庭でやろうと思うとすごく手間と時間がかかるしレトルトで手軽に食べられるのは嬉しい。

もちろん玉ねぎだけでなくりんごやバナナといった果実の甘味に、牛の脂のまろやかさに生クリームやバターと言った欧風カレーならではのコクも加わり高級感を演出している。少し大きめの牛肉のかたまりもしっかりと煮込まれていて柔らかく実に美味しい。「こうすれば美味しいカレーができるだろうな」と私のように少し料理ができる程度の人間なら誰もが考える事を、手間ひまを惜しまず高レベルで実現しているという印象を受ける。

「噂の名店シリーズ」では 大阪白銀亭の大阪あまからビーフカレー鎌倉珊瑚礁の湘南ドライカレー がこれまで私のお気に入りだったが、ここへ来てこのプティフ・ア・ラ・カンパーニュの欧風ビーフカレーが一気にトップへと躍り出た感じだ。この二つもかなり美味しかったが、今考えてみるとカレーとしては少し変り種だった。そこが面白くて良かったのだがこの欧風カレーの王道を踏んだカレーにはもう半歩及ばないといった所か。

このブログで私がここまで絶賛するのは珍しいことだが、明日すぐにでもまたこの欧風カレーを食べたいと思っているほどに気に入った。