食品・飲料」カテゴリーアーカイブ

S&B 予約でいっぱいの店のトリュフクリームソースを食べた感想 バターとトリュフの香りの濃い正統派クリームソース

エスビー食品の 予約でいっぱいの店のトリュフクリームソース というパスタソースを使ってスパゲッティをつくって食べてみた。このシリーズのパスタソースを試すのはこれで4種類目だが、個人の好みはともかく今のところはずれを引いたと感じた事はない。

S&B 予約でいっぱいの店のトリュフクリームソース @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
S&B 予約でいっぱいの店のトリュフクリームソース @ 楽天市場

作り方はいたって簡単。パスタが茹で上がる時間にあわせて、パスタソースと小さじ一杯のバターをフライパンで弱火にかけて温めて、一分たったら火を止めてパスタを加えてよく混ぜれば完成。このパスタソースシリーズを監修している ラ・ベットラの落合務シェフがご自身の本 で言うには、「パスタとソースを絡める時は火を止めてあえるだけ」だそうなので注意。

実際に食べてみた感想としては、かなりバターとトリュフの香りが強くクリームの油が舌にねっとりとまとわりつく濃厚な味だ。私なんかは正統派なクリームソースの味だなと思ったが、アマゾンのレビューでは軒並み評価が低くてびっくりした。しかし「変な匂いがする」「臭い」というレビューが多いのは、その人達がこれまでにトリュフを使用した料理を食べた事がないか、トリュフの持つ「世界三大珍味」「黒いダイヤ」という評判に過大な期待を抱いているためだと思われる。

いくら高価であろうと珍味は珍味、特にトリュフの香りは日本人の味覚には合わないと言われる事も多い。アジアに広く自生する松茸の香りを珍重して食べるのが日本人だけなのと似た様なものだ。なので人によってはトリュフの香りを受け付けないというのは理解できるが、商品名にトリュフの名を冠した商品を買って食べていながらその匂いを理由に低評価をつけるというのはいかがなものかと思う。ちなみにトリュフは高級なものほど「臭い」ので注意が必要だ。

まあ味覚の合う合わないは仕方がない。同じ日本人でも納豆が大好きな人と、大嫌いな人がいるのと同じだ。だから私としてはこのパスタソースをおすすめしたいが、ご自分の味覚に合わなくてもどうか私を恨まないでいただきたい。

キユーピー あえるパスタソース 焦がしねぎ塩を食べた感想

キユーピーの あえるパスタソース 焦がしねぎ塩 というパスタソースを使ってスパゲッティをつくって食べてみた。

キユーピー あえるパスタソース 焦がしねぎ塩 @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
キユーピー あえるパスタソース 焦がしねぎ塩 @ 楽天市場

前に食べた香ばしえび塩の時と同じく作り方はいたって簡単。ゆでたパスタとソースを混ぜて最後に具を上から振りかけるだけである。

さて味の方はと言うと、前回と違い今回はそこそこ美味かった。というのも香ばしえび塩の方は失敗したボンゴレみたいな味だったが、こちらの焦がしねぎ塩はスパゲティというより塩やきそばに近い味だったからだ。ローストオニオンやこんぶエキスやチキンエキスで味付けされた和風テイストなソースと、具材としては細かな鶏肉、焦がしねぎ、乾燥青ねぎ、そしてあられが具として入っている。

パッケージ袋の裏面にアレンジレシピとして中華麺を使った塩やきそばの作り方が載っているほどなので(やっぱり”あえるだけ”)、そういうB級グルメだと思って食べればそこそこの美味さという訳である。香ばしえび塩の方はなまじ海老という単語を使って期待を膨らしたのがまずかったのかも知れない。

まあもう一度買って食べるかと言われれば食べないかな。塩やきそば風のスパゲティを食べるくらいなら私は素直に塩やきそばを食べますよ。

ハインツ 大人むけのパスタ オマール海老のトマトソーススープ仕立てを食べた感想

ハインツの大人むけのパスタ オマール海老のトマトソーススープ仕立てというパスタソースを試してみた。

ハインツ 大人むけのパスタ オマール海老のトマトソーススープ仕立て @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
ハインツ 大人むけのパスタ オマール海老のトマトソース @ 楽天市場

最近エスビー食品の「予約でいっぱいの店」シリーズなどの、少しお高めのレトルトパスターソースをいくつか試して美味かったので、ハインツが出している「大人むけのパスタ」シリーズもちょっと試してみようかと言う訳だ。

作り方はいたって簡単。パスタを茹でて別に温めておいたソースをかけて混ぜて食べるだけ。

そして肝心の味の方は「ちっとも美味くない」だった。正直値段もさほど変わらない事から、最低でも「予約でいっぱいの店」と同程度の味は期待していた。しかしベースとなるトマトソースは1袋100円ほどで売っている安いレトルトソースと同じレベルで、かつ売りであるところのオマール海老は甲殻類の殻の匂いがかなり強く、バジルまたはオレガノなどの臭みを消すハーブを自前で用意しないととても食えたものじゃない。なお具としてはほんの小さなエビ(バナメイエビ)のかけらが数個入っているのみである。

簡単に言うなら期待を裏切られた気分で、私はハインツのこの「大人むけのパスタ」シリーズを再び買う事はしばらくないだろう。

キユーピー あえるパスタソース 香ばしえび塩を食べた感想

キユーピーの あえるパスタソース 香ばしえび塩 というパスタソースを使ってスパゲッティをつくって食べてみた。

キユーピー あえるパスタソース 香ばしえび塩 @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
キユーピー あえるパスタソース 香ばしえび塩 @ 楽天市場

作り方はいたって簡単。ゆでたパスタとソースを混ぜて最後に具を上から振りかけるだけ、まさに「あえるだけ」である。

肝心の味の方はと言うと、まずくはないにしろ、特に美味いというほどでもない。オリーブオイルっぽい植物性油にアンチョビとガーリックとそしてあさりエキスと、なんだか失敗したボンゴレみたいな味である。具として振りかける小エビはシャリシャリとチープな食感がぬぐえず、食べていておいしいというものでもない。

唯一の長所はほぼ「あえるだけ」という所にあると思うのだが、そもそもパスタをゆでる時点で手間がかかっているから、どうせならもう少しおいしいソースで食べたいものである。値段も別に安くないし、同じ安いものでもレトルトパウチに入ったパスタソースの方が美味い。パスタをゆでている間にソースを別に温めておく程度の手間しか違わないしね。

関孫六 ワイドキャベツスライサーを買って使用してみた感想 安定してキャベツがスライスできてケガの心配もなし

包丁や刃物などで有名な貝印の「関孫六 ワイドキャベツスライサー 特別セット」を買って使用してみた感想。

関孫六 ワイドキャベツスライサー 【スライサー+受け皿セット】 DH-5890 @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
関孫六 ワイドキャベツスライサー @ 楽天市場

基本的にお肉や揚げ物などが好きな私だけれど、油っぽいものを食べるときには特に健康に気を使う訳でもなくサラダと一緒に食べたくなる。そして安く手軽に食べられるサラダのベースとなるのがキャベツスライスで、毎日一度は必ずキャベツスライスを食べていると言っても過言ではない。ただキャベツを包丁でスライスするのが特に難しいという訳ではないけれど、できれば一度に大量にスライスして冷蔵庫に入れておいた方が食べたい時に食べれて便利だし、大量にキャベツスライスを作るなら一家に一個キャベツスライサーがあると便利という訳なのだ。

そしてこれまでは100円ショップで買った小さくて扱いにくいキャベツスライサーを使っていたのだが、ふと思い立って国内メーカー製のきちんとしたものを試しに買ってみた。メーカーは上述の貝印、男性ならばヒゲソリで良く目にする名前だ。「関孫六」というのはその貝印の展開している商品のブランドで、まあ刀鍛冶の伝統を現代に受け継ぐとかそんな感じのアレで、伝統はともかく無名メーカーの品よりは信頼できるしよく切れる。

だが実際に使ってみた感想としては、刃の切れ味よりも本体が大きいおかげで安定してキャベツが切れるのがとても良い。「ワイド」というだけの事はある。私が買ったのは受け皿がついてくる特別セットだったのだが、この受け皿の下部にもすべり止めがついていてさらに安定してキャベツがスライスできる。刃の設定は100均のものより薄切りになっているので、目当ての量スライスするまで何度もキャベツを往復する必要があるけれど、その分ふんわりとした食感のおいしいキャベツスライスを作る事ができる。ここまで薄いスライスを包丁で作るのは至難の技だと思う。

またこの「安定して」という事がかなり重要で、これまでは100均の商品を使って大きなキャベツを不安定な体勢でスライスしているとケガをしそうで心配だったのが、こちらの商品を買ってからはケガをする心配はほぼなくなった。みなさんが買うときも専用の受け皿を一緒に買う事をおすすめする。

S&B 予約でいっぱいの店のカルボナーラを食べた感想 これがカルボナーラ本来の味だよね

エスビー食品の 予約でいっぱいの店のカルボナーラ というパスタソースを使ってスパゲッティをつくって食べてみた。これまで同じシリーズのいかすみソースボロネーゼを食べておいしいと思ったので、同じシリーズの他の商品にもおそらくはずれはないだろうという判断だ。

S&B 予約でいっぱいの店のカルボナーラ @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
S&B 予約でいっぱいの店のカルボナーラ @ 楽天市場

作り方はこれまたいたって簡単。パスタを茹でた後、生クリームソースをフライパンで火にかけて温めて、十分に温まったら火を止めてパスタを絡め、さらにチーズ卵黄ソースを加えてよく混ぜれば完成。なお今回も乾燥パスタにはバリラを選択した。ディチェコだとパスタにソースが絡みすぎて食べずらいかも知れないと思ったからだ。

肝心の味の方は「これがカルボナーラ本来の味だよね」と言った味で大満足。よくある安物のレトルトソースやチェーン店のメニューだと「水で薄めたホワイトソースにチーズを足しただけじゃねーか」という似て非なる商品が多いけど、こちらのソースはきちんチーズと卵黄のこってりとしたソースに黒コショウがピリリときいている。豚肉はパンチェッタではなくベーコンだけど、そこにこだわる必要はまったくない。

シンプルに言うなら本当に美味い。もともと私はカルボナーラがそれほど好きではないけれど、何かの気まぐれでふと食べたくなったとしたら再びこのソースを使って作るだろう。S&Bのこの予約でいっぱいの店シリーズは本当においしいパスタソースが多いのでぜひ他の人にも試していただきたい。

S&B 予約でいっぱいの店のボロネーゼを食べた感想 トマトの酸味より肉の旨みが勝る本格的な味だが好みは分かれるかも

エスビー食品の 予約でいっぱいの店のボロネーゼ というパスタソースを使ってスパゲッティをつくって食べてみた。ボロネーゼは日本ではいわゆるミートソースと呼ばれるパスタソースの事で、定番中の定番、これを名店のシェフが監修したと言われるレトルトソースでどこまでおいしく出来るのか少し興味があったのだ。

S&B 予約でいっぱいの店のボロネーゼ @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
S&B 予約でいっぱいの店のボロネーゼ @ 楽天市場

前に同じシリーズのいかすみソースを食べた時はディチェコを使ったが、今回のパスタはバリラをチョイスした。作り方は以前と同じくパスタを茹でた後、フライパンにパスタソースをあけてオリーブオイルを大さじ一杯加えて弱火で軽く温め、十分に温まったら火を止めてあらかじめ茹でておいたパスタを入れてよく混ぜて出来上がり。

実際に食べてみた感想としてはひき肉の脂の味が強いかなという印象。日本でおなじみのいわゆる普通のミートソースはトマトの酸味が強く爽やかで、あまり煮込まれていないせいか見た目も鮮やかな赤色のイメージがあるが、こちらのボロネーゼは肉の味としっかり煮込まれたトマトの甘味が合わさって爽やかというよりは濃厚なまったりとした味わいである。

どちらが良いかは好みの分かれる所だと思うけど、私個人としてはひき肉の脂の味は好きだけどトマトの酸味が残った日本のミートソースの方が好みかな。

日清 カップヌードル シンガポール風ラクサを食べた感想 香りは東南アジアン、食べるとまろやか

日清食品の カップヌードル シンガポール風ラクサ を食べてみた。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
日清 カップヌードル シンガポール風ラクサ @ 楽天市場

東南アジア料理が割と好きな私だが、これまでラクサなる食べ物は食べた事がなかった。Wikipediaのラクサのページを読んでもあまりピンとこない。要はマレーシアやシンガポールを中心に食べられる香辛料を効かせた麺料理の総称という事らしい。だからこのカップヌードル シンガポール風ラクサが代表的なラクサの味を再現しているという訳ではない。というかWikipediaの記述を見る限りでは米粉からできた麺を使う方が一般的のようである。

実際に作って食べてみると香りはまさに東南アジアン、香菜のスパイシーな香りが鼻を刺激して食欲をそそる。しかし実際に食べてみるとココナッツミルクがふんだんに使われててまろやか。ラクサは必ずしもココナッツミルクが使われる訳ではないみたいだが、以前食べたトムヤムクンヌードルの時と同じく、日清はあまり辛くないまろやかな味の方が日本人ウケすると思っているようである。

辛いモノ好きの私としてはその点に若干の不満が残るが、しかしこのまろやかな味はこれはこれで十分においしい。ただしまろやかさの奥に辛さがピリリと効いてはいるものの、後半になってくるとそのまろやかさが「甘ったるく」感じるようになり、頻繁に食べたいかと言われると微妙な感じだ。

具はふんわりとした玉子と何故か細かく刻んだ味付油揚げに鶏肉が入っている。この味付油揚げがなかなかおいしい。

結論としてはまあまあおいしいと思ったものの、スープは日本人好みの味に寄せているようなので、できれば現地の人向けに作られたラクサも食べてみたいと思った。

日清 焼そばU.F.O. イカスミ焼そばを食べた感想 イカスミの味も香りもほとんどしない辛口の油そば

日清食品の 焼そばU.F.O. イカスミ焼そば というカップ焼きそばを食べてみた。

カップ焼きそばでイカスミとはこれまた贅沢な、と思ったらどうやらハロウィーン限定商品らしいが、もともとイカスミのパスタが好きな私はかすかな期待を抱いて食べてみる。

作り方は普通のカップ焼きそばとまったく同じで、お湯を注いで3分後にお湯を切り、付属のイカスミ味ソースを麺にからめるだけ。

肝心の味だがイカスミの味も香りもほとんどしない。というより植物油にほんの少し磯の香りが付いているだけで、ほとんど油そばである。麺がチープなのは当たり前の事なのでそこは問題ではないが、ソースが全然美味しくないのが問題だ。赤唐辛子が入っているので結構辛く、これでニンニクが入っていたらペペロンチーノになるだろう。

だが当然これはペペロンチーノではない。イカスミの味がほとんどしないのでイカスミ焼そばでもない。ただ麺の色が黒いだけの辛口の油そば(カップ焼きそば)と言った方が解りやすい。コスト的な問題はあるだろうが、イカスミの味と香りがもっとちゃんとしていたら少々値段が高くてもリピート買いしていたかも知れないだけに非常に残念である。

なお家庭で手軽においしいイカスミスパゲッティを食べたいという方には、エスビー食品の「予約でいっぱいの店のいかすみソース」というパスタソースを私はおすすめする。アマゾンのページででこちらのパスタソースと、日清のイカスミ焼そばの商品画像を見比べてみると一目瞭然なのだが、イカスミがちゃんと入っているパスタソースは本当にどす黒い色をしている。麺がほんのり黒くなる程度の日清のイカスミ焼そばではイカスミの味がしないのも当然なのだ。

日清 カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼを食べた感想 ボンゴレは美味かったけど、こちらはナシかな

前回はボンゴレのレビューを投稿したので、今回その続きとして日清食品の カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ を食べたみた。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ @ 楽天市場

結論だけ簡潔に言うならこちらのボロネーゼはあまり美味しくなかった。塩とガーリックが中心のボンゴレの時には許せたコシのないパスタが、トマトソースベースのボロネーゼではまったく許せなくなってしまった。またそのトマトソースも、トマトの酸味から来るさわやかさはまったく無くて、油分だけがねっとりと口内に絡みつく不愉快なものだった。

「料理の下手な人が作るまずいパスタってこうだよね!」と声を大にして他人に同意を求めたくなるほどだった。あとこれまたアマゾンのレビューにも書いてあった事だが、湯切りをする時に湯切り穴から小さな謎肉がこぼれ落ちるのは本当に止めて欲しい。

まあ日本でパスタと言えばミートソースがスパゲティの代表みたいな所があるから、とりあえずボロネーゼをラインナップに加えたという事だろうが、これならペペロンチーノとか、カルボナーラあたりを発売していた方が良かったじゃないかと思う。なお個人的に発売を熱望するのは、イカスミスパゲッティだ。