日清カップヌードル トムヤムクンヌードルを食べた感想 タイ料理が好きな人なら絶対はまる、でもカップヌードルじゃなくても良いかも

日清食品の カップヌードル トムヤムクンヌードル を食べてみた。

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
日清カップヌードル トムヤムクンヌードル @ 楽天市場

トムヤムクンと言えば世界三大スープの一つとして数えられる事も多いタイ料理の代表的なスープだが、そのあまりの辛さやパクチーなどのタイ料理ならでは香辛料の匂いが苦手だという人も多いだろう。私はそのどちらも大好きなので、こちらのトムヤムクンヌードルとやらに期待しながら食べてみた。

トムヤムクンの再現度はかなり高い。パクチー(コリアンダー)の独特な香りに加え、タイ料理ならではの辛味・酸味・甘味の三つが合わさって生み出す不思議な味わいがちゃんと再現されている。原材料名を確認するとレモングラスやナンプラーといったタイ料理にはかかせない食材を直接用いている訳ではないっぽいけれども、ちゃんとそれらしい味に仕上がっていて日本人ならまず違いが判らないレベルである。解り易い違いを挙げるとしたら、おそらくスープが良く麺に絡むようにだと思うが、普通のトムヤムクンに比べるとスープの粘度が濃い。ただしパッケージには「本場タイではクリーミーで濃厚なタイプのトムヤムクンがブームになっている」とも書いてある。

具は定番のシーフードヌードルでもお馴染みの小さなエビに加え、マッシュルームが入っている。こちらは特に可もなく不可もなくと言ったところか。麺も普通のカップヌードルそのままでこちらも可もなければ不可もない。

結局のところこのカップヌードルを旨いと思えるかどうかは、その人がタイ料理を好きかどうか、そしてこのスープの味をトムヤムクンとして認める事ができるかで評価が分かれるのだと思われる。私はインスタントラーメンのスープとしては十分に旨いと思う。特にこれからの暑い季節にはこの辛いスープは最高だろう。

だがしかし、「これなら別にカップヌードルで食べなくても良いかな」というのが私の最終的な感想だ。近所のスーパーで手軽に買えるというのは嬉しいが、アジアの輸入食材を扱うお店に行けば本場タイ産のトムヤムクンのインスタントラーメンが売っている事も多く、さすがにトムヤムクンの味の再現度もかなり高いので私ならばそちらを選ぶ。