マルちゃん 珍々亭 旨辛油そばを食べた感想 食べごたえのある太麺に具材とベストマッチのソース、でも結果は…

今回は「マルちゃん 珍々亭 旨辛油そば」というカップ焼きそばを食べてみた。

マルちゃん 珍々亭 旨辛油そば @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルちゃん 珍々亭 旨辛油そば @ 楽天市場

「珍々亭」というのは東京武蔵野市にある油そばの名店の名前らしく、そことのタイアップ商品ということだ。その割に希望小売価格は税抜き205円とそれほど高くはないが果たして味はどうだったのか。

まずフタを開けてかやくを麺の上にあけ、約700mlのお湯を注いで待つこと5分、お湯を捨てたらソースを絡めてできあがり。この待ち時間「5分」というのがキモで、この商品はインスタント麺にしてはなかなかの太麺だ。生麺の普通の焼きそばと比べてもかなり太い。若干のインスタントぽさは残るものの太麺好きな私にとっては食べごたえは十分で、この点は高く評価したい。

次にソースだが、これが少し微妙である。旨辛ということで辛さはそこそこあり、これまた辛いもの好きな私としては高い評価をつけたいところだが、肝心のソースの旨味があまり感じられない。原材料を確認してみるとソースは「しょうゆ、豚脂、植物油、チキンエキス、香味油脂、醸造酢、ポークエキス、香辛料、砂糖、たん白加水分解物」からできているようだが、チキンやポークの旨味がほとんど感じられないのが残念だった。

そして具だが、この価格帯にしてはナルトにメンマ、そして細切れの肉と青ネギと結構な量が入っている。そしてこれが先の物足りないソースと絡めて食べると本当に美味い。これは想像だが、実在する珍々亭の油そばはこれらの具材と一緒に食べてこそ美味いのではないだろうか。この商品もインスタントにしては具が多い方だが、これがさらに3倍くらいあればこの太麺とソースで最高の組み合わせとなっていたに違いない。

食べごたえのある太麺に値段の割に多い具材と、企業努力は感じられるが私の正直な感想としては「そこまで美味くない」としか言いようがない残念な結果に終わった。