マルちゃん やみつき屋 豚骨醤油を食べた感想 チャレンジ精神は認めるが惜しい商品

今回は東洋水産の「マルちゃん やみつき屋 豚骨醤油」というカップラーメンを食べてみた。何を隠そう私の最も好きなラーメンの種類は担々麺と豚骨醤油ラーメンである。最近は鶏白湯なんかも好きだがまあそれだけに期待を持って食べたというわけだ。

マルちゃん やみつき屋 豚骨醤油 @ Amazon

今回はアマゾンの方が安かったけどポイントセールなども含めると楽天の方が安い事もある。
マルちゃん やみつき屋 豚骨醤油 @ 楽天市場

作り方はフタを開けてお湯を注いで5分待てば完成。かやくやスープの袋をいちいち開ける必要もないというのは簡単で良い。そしていつもならばスープからレビューをするところだが今回はまず麺からいかせてもらうと、カップラーメンにしては「豚骨醤油」にふさわしくちゃんと太めの麺だった。九州発祥のとんこつラーメンは細麺だが、神奈川の横浜発祥の豚骨醤油は太麺、これをきちんと再現しているカップラーメンがほとんど存在してないなか、麺にもこだわりを見せるところはさすがマルちゃんといったところか。

ただまあ仕方ないことではあるが麺に太さはあってもコシがない。なのでこれがおいしいかと言われると私はNOと答えざるを得ない。本当はできるだけ高く評価したいが「チャレンジ精神は評価する」と言ったところが私の本音だ。食べごたえはあるので学生さんとかには評価が高いかも知れない。

スープはオーソドックスなカップラーメンの豚骨醤油の及第点。まあこちらもこの価格帯で濃厚な豚骨醤油スープを再現しろという方が無理な注文なのかも知れないが、「やみつき屋」という商品名ほどやみつきにはならないことは間違いない。

具はフリーズドライのもやしやキャベツと言った野菜が結構多く入っていて、おそらくコストはここに多く割かれているものと思われる。

全体的な感想としてはやはりまあ仕方ないことではあるが「惜しい」商品だと思う。せっかくの太麺にはコシがなくスープは普通、もやしなど野菜の具は多めで味はともかくお腹はふくれるので学生さんや肉体労働をしている人達の昼食としては悪くないのではという印象だ。